男友達みたいな親友で幼なじみの4人組。俺以外全員女なのはあんまり気にしてなかったのにみんな発育が良すぎて俺の理性が限界突破。イマジナリー幼なじみを創造してナニしてたのがそろそろみんなにバレそう

助部紫葉

プロローグ




俺たち4人は幼少の頃から付き合いのある仲良し4人組だ。家が近くほぼほぼ生まれた時から一緒に育ってきた。所謂、幼なじみ。



俺、青田あおためぐる


ちょっとバカだが明るく元気なみんなのまとめ役の洲崎すざきこう


ちょっと抜けてるとこはあるが頭のいい頭脳担当の虎澤とらさわはく


何考えてるか分からない不思議系の癒し枠の玄野くろの歩夢あゆむ



俺たち4人はどこに行くにも、何をするのも4人一緒でかけがえない親友だった……。



ーーのは小学校を卒業するまでだった……。



中学に上がってからというもの、その親友達から少しだけ距離を置くようになった。主に俺が。


いや、仲違いしたとか、そういう訳では無い。今でも変わらずに仲良しではある。



だが、しかし。



中学生……思春期である。


その為、いろいろ問題が出てきた。


何故かと言うと俺以外の3人が”女”だったからである。


小さい頃は良かった。何の気なしにお泊まり会などして4人全員で一緒に風呂に入ったこともある。その当時はまったく気にもしなかったが、今となってはそうも言ってられない。


3人とも……発育が良すぎるッ……!


小学校卒業するあたりからドンドンと成長していった奴らのささやかだったふたつの膨らみは今やもう当時の面影を光の彼方へ置き去りにして、中学生にしては「いやそれデカすぎん?」ぐらいにまでたわわに成長してしまった。ドン!ドン!ドン!ドドドン!ってな感じに。


それが!3人とも!全員!デカイッ!おっぱいがッ!いっぱいッ!大っきい!(錯乱)


思春期真っ盛りの男子中学生がそれを意識しないわけが無い。


しかし、そんな俺の心情を露とも知らず3人とも小学校からのノリを継続させて男友達のように絡んでくるから、さあ大変。


スキンシップ多め。抱きついてくるのなんて日常茶飯事。平気な顔で俺の目の前で着替えはするし、部屋着は薄いし、下着などせず完全無防備。服の袖からチラチラと色んなものが見えてしまう始末。


何年もの間みんな一緒にまるで男友達同士のようにバカやって来た仲とはいえ、あんな超破壊力のドレッドノート級巨大戦艦に3方向から集中砲火されて女を意識しないなんて無理な話。そんなん誰だって轟沈するわ。


しんぼうたまらん(血涙)


日々なんとかかんとか理性のダムの決壊を気合いで抑え込み、滾る劣情をぶちまけないように般若心経を唱えながら心を落ち着かせて自家発電に勤しむ。親友達をオカズにする罪悪感と背徳感に滅茶苦茶ゾクゾクして変な性癖に目覚め始める。


終いには脳内にイマジナリー幼なじみを創造し何度も好き勝手に暴れ回る始末。だって現実のみんなに手を出す訳にはいかない。そんなことをすれば友情崩壊待ったナシだ。


あと、親友達以外をオカズにするのも、これはこれで浮気してる感があって割と捗るんだけど、やっぱり親友達の大きなおっぱい強すぎると再認識する。


そんなこんなで俺の性癖は中学生にして悪い方向に全力で歪んでしまった。




……いやこれ何の話してんだっけ?


まあ、いいや。



これは、そんな感じの俺たち仲良し4人組の日常のお話。




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