レシピ(スイーツ)

【レシピ】アップルパイ

この美のこさんのご希望で、私の普段作っているアップルパイのレシピを載せます。


ありふれていますし、そんなに特別な事はしてないし、とくにコツらしいコツはないかも知れません。


気分で味付けや食感を変えたりしますが、基本は変わりません。よくあるレシピで使われていても、私が使わないものがあるとすれば、レモンとバニラくらいですかね。


よく使うのは洋酒とシナモン。今回はレーズンも入れました。


りんごはどこにでも売っている、ふじを使いましょうか。



【材料】一個分(パイシート二枚)

パイシート     二枚


『フィリング』

りんご(ふじ)    一個

グラニュー糖    25g

バター       10g

(基本無塩ですが有塩でも可、今回は有塩)


『フィリング味付けお好みで』

洋酒        適宜

(ブランデー、ラム酒、カルバドスなど)

シナモン      適宜

レーズン      適宜

(蜂蜜)       適宜

(バニラ)      適宜

(レモン)      適宜

(カスタード)    適宜

(スイートポテト)  適宜 


※今回使ったのはブランデー・シナモン・レーズンです


『焼成用』

卵黄        一個

水         適宜


※卵白はメレンゲなど作っても良いですが、使い道がなければ冷凍でもしておきましょう。


『仕上げ用』(お好みで)

シロップ      適宜

(グラニュー糖1:水1)


※今回は使っておりません。




【作り方】

①パイシートを出して解凍しておく。りんごを剥いて、好みの大きさにカットする。(写真は1/12カット。味見用に薄切りを一枚あると良い)レーズンを入れる場合は、レーズンが主張し過ぎると嫌なので、私は細かく切ります。写真はブランデーと合わせて小皿に入れております。バターもすぐに使えるように用意しておきましょう。


②フライパンに砂糖を入れて火にかける。水を少し入れてカラメルを作る。(苦手な人はカラメルを作らなくてもOK)この時、焦がし過ぎると苦くなるので、自信が無い人は弱火でゆっくりと。(写真はグラニュー糖とラカントを半分づつ使っております)


③カラメルが出来たらバターを加えてりんごを入れ、中火で絡ませながら火を通してゆく(キャラメリゼ)。ブランデーなどの洋酒、レーズン、シナモンなどはここで入れましょう(入れなくても問題ありません)。りんごの食感を残したい方は火を通し過ぎないように気をつけてください。(クタクタが良い人は落し蓋をして煮込みましょうその場合、りんごの量を増やした方が良いかも知れません)


④味見をして味を整え、良ければりんごをバットに移して冷ましておきましょう。(冷まさないと盛り付けの時にパイシートがふにゃふにゃになります)その間にオーブンを予熱(200℃)にして温めておく。(天板は出しておく)パイシートを一枚小麦粉をまぶすか、ラップを敷いて、麺棒でりんごの上から覆い被して、フタが出来るような大きさまで伸ばしておく。卵黄に水を少し加えて伸ばし、卵液を用意しておく。


⑤天板にクッキングシートを敷いて、パイシートを置き、縁に卵黄を塗る。りんこのフィリングを並べて、レーズンを入れる人は入れる。伸ばしたパイシートを被せて、切込みを入れ、縁をフォークで抑えておく。


⑥オーブンに入れて200℃で先ず20分を目安に焼きましょう。この地点で、焼色はほぼついていて、あとは中のりんごの火の通り加減となります。りんごの食感が残っている方がいい場合はここで出してください。焼色が付いているのを確認して、更に焼成させる場合はホイルを被せて焼いてください。ここから20分180℃で焼くか焼かないかはお好みで。


⑦熱いうちに砂糖水(シロップ)を塗ると照りと皮に甘味がプラスされます。(特に塗る必要はないのでお好みで)お皿に盛り付けると完成。


※アップルティーを作る方は、皮を少し厚切りにして剥いたものを煮出したお湯で、お好きな紅茶を淹れましょう。




【実食】

オーブンから出す前から良い香りが漂っております。フィリングは味見をしているので間違いなく好みの味でしょう。

一口。

こんなもん美味くないわけがない!!めっちゃくちゃ旨い!!

いつもは食感を残して焼いておりましたが、今日は久しぶりにしっかりと焼きました。

パイは市販のパイシート(某ニップンの発酵バターのパイシート)ですが、問題なくサクサクで、バターと小麦の香りが凄く良い。

フィリングは大きめカットにしているので、食べ応えもありつつトロリとして、シナモンとブランデー、そしてバターの風味が、リンゴの旨味を底上げしております。(レモンとかバニラを入れると私には香りが邪魔なので入れておりません)

パイとリンゴのフィリングが口の中で合わさって、渾然一体とした旨さが広がります。んんんんんんまいっっ!

アップルティー。紅茶の香りの向こう側にリンゴの香りがします。一口。うん、ちゃんとリンゴが居ました(笑)紅玉であればもう少しふくよかな香りが楽しめますが、ふじでも十分にいけますね。

口の中をリセットして、半分なんてすぐに無くなってしまいます。

もう半分……少しこなれた味もまた美味しいので置いておきましょう!リンゴの旨味が下のパイに移って全体がまとまった味になってくるんですんよね。



と、言うわけで、私のよく作るアッポーパイでした。

皆さんもよく作られるみたいなので、こだわりがあれば教えて欲しいですね(*´艸`*)




追記

こいさんのコメントを受けて追記します。蜂蜜ですが、知っての通りリンゴとの相性はとても良いので、好きな人は入れて下さい。グッとコクが増しますよ。しかし、食感派の人はリンゴが柔らかくなりがちなので気をつけてください。

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