感情の導線が本当にお見事。笑えて泣けて、ジンとくる。

 文字数は1200字と少し。その短い物語の中で、何度も感情を揺さぶられる……。
 その感情の導線、巧みな表現に、心からグッと来ました。

 泣かせるお話かと思いきや、グワッと空気が変わって笑わされて、けれどやっぱりジンと胸に響く……。

 物語のラストに、タイトルにもある「亡き妻」さんのお茶目な表情が、鮮明に浮かんでくるようでした。

 短いお話の中で感情を揺さぶられる見事な表現力、スパッと読める分量ですので、是非ともご一読おすすめ致します……!(すごく面白かった~!)

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