神殺し

海崎しのぎ

神殺し

 一


 私はいつもの様に駐在所で仕事をしていた。書類を適当に片付けて、さて休憩を入れようかと思い立った丁度その時、慌てた様子で村の男が一人乱暴に戸を開けて入ってきたので私は休憩が遠のいてしまうのを覚悟して居住まいを正した。

 彼の後ろにはもう一人、彼の息子が控えていた。男は何やらもごもごしながら息子を私の眼前に突き出すので、私はこの息子が何かしでかしたのだと思ったが実はそうではないらしかった。

 息子は女を一人連れていた。その女を私に差し出したのだ。

 女は目鼻立ちの良い綺麗な顔だったが、身なりはやけに汚らしかった。髪には暫く櫛が通されていないし、着ている着物も酷く肌蹴ていた。それに何より、両手に楕円形の何かを布に包んで抱えていたのが、私はとてもおぞましく見えた。

 私はすっかり女が怖くなってしまったがそれでも女に向き合わなければいけないのでとうとう腹を括った。

 ここに来る道中で女は自分の素性だの楕円形の物体だのについて一切口を開かなかったと親子は主張した。きっとどえれぇことをしたんですぜ、なんて気味の悪い顔で笑いながら二人は帰っていった。

 二人の姿が見えなくなったことを確認し、私は女に椅子を勧める。女は存外従順だった。

 女が座るとあのおぞましい楕円形の物体は机の影になって見えにくくなったので、私は幾分落ち着きを取り戻すことができた。

 私は、出来るだけ丁寧に女に詳細を問うた。

 女はちょっと目を伏せた。楕円形の物体を見て、口を僅かに開いて小さく息を吸った。

 それから。

 「夫を殺してしまいました。」

 絞り出す様にそう云った。

 

 

 二


 わたくしのお家は、由緒正しいお家でございました。わたくしには一つ上に兄が一人居りまして、一つ下と五つ下に弟と妹が居りました。

 兄は家業を継ぐために忙しくしておりましたので、下の子の世話はいつもわたくしが任されておりました。

 わたくしは子供がとても好きなものですから、家の手伝いよりも下の子や村の他の子供達の世話をする方が好きで、家事を疎かにしてはよく母に怒られていたものです。

 そんなわたくしに遂に縁談話が持ち上がりました。隣の町の、わたくしのお家よりもずっと「偉い」お家の長男の方との縁談です。当然断るなんて出来ませんので、わたくしは顔も知らない殿方の元に嫁ぎました。十四歳の春の日のことで御座いました。

 大層なお祝いで送り出されたわたくしは、こちらもまた大層なお祝いで迎えられました。

 夫となる殿方は、さて、名を何と申しましたでしょうか、ですがとにかく見目のお綺麗なお方で御座いました。

 お祝いのお料理はどれも、お家でも滅多なことでは食べられなかった様なものが並んでおりました。わたくしはすっかり萎縮してしまい、ちっともお料理が喉を通らなかったものですから、親族の方々に心配されてしまいました。

 まさか緊張してしまっているなんて、恥ずかしくて言えないでしょう。だから、わたくしはこの素晴らしいお料理を下の子や村の子供達にも分けてあげたいと思いました、などと言って必死に取り繕ったのです。 そうしたら、夫や親族の方々がわたくしを取り囲むのです。わたくしは恐ろしくなって了って、何か失礼な事を言ったと思ったものですから、急いで謝りました。

 でも違いました。夫はわたくしが子供が好きだということはご存知でいらした様なのですが、わたくしがこんなにも子供を想っているとは思わなくて感動したと言ってきたのです。

 それから子供は何人欲しいだとか、男の子が良いとか女の子も良いとか、その様なことで盛り上がっておりました。それを只遠くから眺めておりました。

 その時はわたくし、子供を産みたいなんて思っていなかったのですもの。義姉さんが苦しそうに呻く声を聞いたことがあったものですから。子供は好きだし欲しかったけれど、痛い思いをするのは嫌でした。

 祝宴はその後も、わたくしを置いてきぼりにして進みました。

 すっかり夜が更けた頃にようやく祝宴は終わりました。わたくしは夫と共に寝室へ入ったのですが、この寝室もとても良いものでした。部屋は大きく、準備されていた布団も上質なもので、わたくしはさらに萎縮してしまいました。

 こうして始まった夫婦生活は決して幸せなものではありませんでした。

 今まであまり家事をしてこなかったものですから、毎日怒られてばかりだったのです。夫は忙しくてわたくしを見ることもなく、それでいて夜になる度にしつこく子供の話をするのでした。

 わたくしたちが結婚して三年経った頃、わたくしは子供を一人授かりました。自分のお腹に別の人間の命があると思うとわたくしは恐ろしく感じられました。痛みも怖かったけれどそれよりもずっとその事実がひたすらに恐ろしいものでした。

 お腹が大きくなると、たまに動く様になりました。内側からわたくしのお腹を蹴るのです。わたくしはお腹の子がわたくしを内側から蹴り破って外に出てくる夢を何度も見ました。

 何度も。

 何度も。

 同じ夢を繰り返すのです。最後に、わたくしは死んで終わるのです。

 わたくしはすっかり子供が怖くなりました。あんなに愛おしかった村の子供や弟妹のことも、全てを含めて「子供」が怖い存在になって了ったのです。

 子供への恐怖心が募るのと同時に、そんなことを思う自分も嫌悪するようになりました。

 夫はそんなわたくしを見て叱責しました。子供が生まれるのにそんなことでどうする、子供が愛おしくないのか、とわたくしを叱りました。わたくしの暗澹と憂苦に苛まれる日々の一欠片も知らない人が、わたくしを狂人と罵りました。抗弁する気力など、わたくしにはありませんでした。

 十分辟易した状態でわたくしは男の子を産みました。後にも先にも、あの時ほどの苦痛はきっとありませんわ。

 それは難産でしたが、生まれてきた我が子を見ると今までの悪い感情や憂いが綺麗に無くなって、只管に我が子が可愛いと思うようになりました。

 こんなにも小さな生命が、わたくしの腕の中で必死になって生きようとする姿が、愛おしく見えない事など有りましょうか。

 わたくしは、狂ってなんかいなかったのです。



 三


 女は懺悔みたいな調子で語った独白を一旦噤んで、腕に抱いた楕円形の物体を病的に白く細い手で慈しむように撫でる。それはさながら子を思う母であった。女の腕にあるのはきっと赤子なのだろう。

 女は名を綾崎千紗と言った。綾崎家と言えば、隣の村の地主である。私がこの駐在所に派遣されてすぐの頃、件の家の次女が失踪した事についての捜査協力を申請された事があった。人の手が入っていそうな山中は可能な限り探したが結局綾崎千紗は愚か、彼女の痕跡すら見つけられないまま捜査は打ち切りとなっていた。

 そんな彼女が今目の前に居る。私はすぐにでも隣村の駐在所に連絡を入れたかったが、それ以上に失踪していた数年の間を彼女がどう語るのかが気になった。

 私は母親の顔をした女に魅せられて了っていて、数刻前に抱いていた恐怖心はとうに消えていたのだ。

 母親は無表情に己の赤子を撫でている。

 やがてゆっくりと口を開き、少し低い、震えた調子で話を続けた。



 四


 あの人は、わたくしに子供の世話をさせてはくれませんでした。わたくしが子を生む前に散々恐怖に慄いて打ち拉がれていたのを良い事に、子を取り上げて義母様に預けて了ったのです。子供が怖いのだろう、と薄気味悪く笑うあの人の顔が、わたくしはずっと忘れられません。もし本当に気が狂えてしまえたらきっと刺していたに違いありませんわ。

 でも、そんな事できません。あの子のためにも、わたくしは強く正しく生きねばならなかったのですから、産後で思うように動かない体で必死にあの人の手伝いをしたり、身の回りの世話をしたり致しました。いずれあの子は家を継ぐ身なのですから、わたくしの見えないところで大切に育てられているに違いないと、そう思う様にしたのです。

 あの子の危篤は、そんな生活が一年程続いたある冬の日に知らされました。

 すぐに駆け付けたのですが、あの子の周りにはお医者様や何か難しい顔の親族の方やですッかり囲まれて了っていて、わたくしは泣き叫びながらその人達を押し倒して子供の元へ向かい声をかけました。その時の記憶は朧げで、わたくしは何を言ったのかあまりよく覚えてはいませんのですけれど、あの子が苦しそうに息をしていたのが、瞬間、すっと無くなって、わたくしはあの子の死を悟りました。

 わたくしの苦痛の果てに生まれた子は、無情にも呆気なく神様に召し上げられてゆきました。

 わたくしが何をしたのでしょうか。わたくしの罪は何処にあったのでしょうか。それとも、すべて気紛れなのでしょうか。

 兎に角、わたくしは神もあの人もあの人の親族も、全てを怨みました。

 あの人が我が子の死を嘆くこともなく次を望んだので、あの人がわたくしの腹を満たす代わりにわたくしはあの人に無言の呪詛を送り込んで、夜を重ねる度にあの人に呪詛が染みて満たされていく様願いました。見様見真似の形式も何もない呪いでしたけれど、いつかわたくしの呪いはあの人の首を締めるのだと、その時は本当に信じていたのです。

 いくら夜を重ねても、わたくしが身籠ることはありませんでした。呪詛の所為でしょうか。いいえ、わたくしは先の難産でもう身籠ることの出来ない体になっていたのでした。

 近いうちに、わたくしは実家へ返されることになりました。

 お家を追い出されてから、わたくしは実家に帰るのが怖くて何も考えずに山に入りました。だってあんなに両親や兄弟たちや村の人にお祝いをして頂いて、今更どんな顔で帰れば良いと言うのでしょう。

 山に入って、あっという間に日が暮れてしまって、わたくしはなんだか暗闇の中にぽおんと放り出されたような気がして参りました。提灯も持たずに、貴方、想像できますでしょうか。灯りが何も無くて、雨まで降ってきて了って、寒かったので丁度そばにあった大きな木の虚に入りました。体を猫みたいに丸くして、そうしてじッと明るくなるまで待ちました。

 虚の中には乾いた葉っぱがたくさん敷いてありました。不思議でしょう、まるで人が使っていたみたいでした。

 その虚には持ち主がいらっしゃいました。あの人よりも大柄で、無骨な殿方でした。のちにわたくしの新しい夫となり、お可哀想に、わたくしに殺されてしまう方です。

 わたくしが虚に入った次の日の朝、わたくしはその人に見つかりました。

 その人は何も言わずにわたくしを只見つめるだけで、わたくしはその眼光に殺されてしまうかもしれないと思ったので走って逃げようと致しました。普段山道を走ることなんてないものですから、履き物が脱げて転んでしまいました。

 そこは急な斜面でしたので勢いのまま転がり下ろうかというところで、なんとあの殿方がわたくしの腕を掴んで助けてくださったのです。

 それどころか、わたくしを抱き上げてお家まで連れて行ってくださいました。わたくしの腕を見たり、肩に触れたり、足首の付け根を指圧したり、何も言わないものですからわたくしはとても恥ずかしかったのですけれどきっと怪我がないか見てくださっていたのですわ。

 わたくしは直ぐにお礼を言って去ろうと致しました。これ以上厄介になってはいけないと思ったのです。

 でも立ち上がろうとしたわたくしをあの人は制止して、足を捻っているから治るまでいて良いと言ってくださいました。わたくしとても嬉しくて、足の痛みにちっとも気が付かなかったので驚きましたが、お言葉に甘えることに致しました。

 本当にお優しい方なのです。お世話になる以上何も話さない訳にはいきませんので正直に素性と山に入った経緯をお話ししましたら、わたくしを抱きしめてくださったのです。何も言わなかったのだけれど、労って下さったことは分かりました。

 彼は自分を山男だと名乗りました。

 だからわたくしはお世話になる代わりに家のことは任せて下さる様に進言して、わたくし達は二人で暮らし始めました。

 とても幸せな日々でした。

 彼は毎日出掛けていくのですけれど、夜は必ずわたくしの元へ帰ってきて足の怪我の心配をして下さるのです。

 お陰でわたくしは随分早く回復致しました。けれどその頃には、わたくしは彼にすっかり惹かれて了っておりました。この時からもう実家へ帰る気持ちはちょっとも無かったと思います。

 わたくしは足が治って以前よりも丁寧な家事が出来ることを伝え、もう少しだけこの家において欲しいと彼に頼みました。彼は喜んで歓迎してくださいました。そしてわたくし達はこの日を境に互いに夫婦として生きることに決めたのです。

 幸せに満ちた生活の中で、彼は幾度もわたくしに欲しいものを尋ねる様になりました。彼はわたくしの求めたものを必ず持ってきてくれるので、わたくしもだんだん我儘になってゆきました。

 食べたい物を言えばその日の晩に、綺麗な花をねだれば次の日までに、見てみたい動物を告げれば三日の間に、その他にも色々なものを、時間がかかっても必ずわたくしに与えてくださいました。

 その頃からでしょうか、わたくしはあんなに憎んだ神様と彼を重ねる様になったのです。乞えば応えが帰ってくるなんて、神様みたいじゃあ有りませんか。

 本来「山男」とは妖であって神ではありません。ですが彼があまりにもわたくしに優しくして下さるものですから、彼がどうしても妖には見えなかったのです。山男と人間の関係は対価交換が基本でしょう。その時から、彼のわたくしに対する施しは家事に対する対価をとっくに超過しておりました。

 妖でないならば彼は一体なんなのでしょうか。幻影では有りません。彼はとても暖かくわたくしを抱きしめてくれるのです。彼は本当に大きく、筋力も胆力も優れておりましたのでとても人とは思えません。では、彼は一体。

 考えれば考えるほど、わたくしは自分が嫌いになりました。愛する夫である筈なのに、彼が神様ならばわたくしに何かよくないことを企んでいるかもしれないとそう思わずには居られないのです。最愛の我が子を奪った時の様に、わたくしからまた何かを奪うつもりでいて今はその時を待っているのだとふとした時に考えてしまうのです。

 わたくしは夫が神様ではないことの証明が欲しくて一つ彼にねだりました。

 彼が神様ではないのであればわたくしは身籠ることはないと、そう思って彼に子供が欲しいと乞うて断られることで安心するつもりでおりました。

 彼は少し驚いた顔をして、わたくしが望むのならばと頷きました。

 彼はわたくしの願いを聞き入れたのでした。彼はわたくしに赤子を与えることができるのです。

 もう、わたくしは彼が神様以外の何ものにも見えなくなりました。わたくしの二人目の子供はまた赤子のうちに奪われてしまうのだと思いました。

 それでも彼の元を逃げなかったのは、彼をまだ信じていたかったからです。わたくしは彼を愛していて、彼もまたわたくしを愛してくれているのだから、あんな惨劇は起こらないと思いたかったのです。

 乞うてから程なくしてわたくしは孕んでしまいました。

 宿って了った命に罪は有りませんから、その頃からわたくしは食事の量を増やして家事を減らし、なるべく静かに過ごしておりました。

 わたくしは諦めきれずにこれは気のせいだと思い続けました。そうしないと、本当に彼は神様になって了いますから。

 日に日に膨れていく腹をわたくしは見ていることが出来ず、昼夜問わず眠りにつく様になりました。

 何日も、何ヶ月も眠って過ごして、ついに臨月を迎えたのですが、いくら待っても生まれてくる様子が有りません。

 もう生まれても良い筈の赤子が一向に出てこないというのはとても恐ろしいもので、わたくしは一人目の我が子を産む前に見た夢をまた繰り返し見る様になりました。腹を破って出てくる、あの夢です。

 あんなに寝ていたわたくしが今度は一日中起きている様になり夫は目に見えて狼狽えておりました。あの手この手で眠らせようとしてくれるのですが、わたくしは夢が怖くて眠れないどころか、もう何遍昼と夜が巡っても全く眠くならないのです。

 何をしなくともずっと起きているだけでも疲れというものは溜まるもので、夫の目にわたくしは酷く弱って見えたのでしょう、わたくしの元へ来るたびに青い顔をするのでした。

 その頃のわたくしは何やらとても曖昧で日々どの様に過ごしていたかまるきり覚えておりませんが、赤子が生まれて了ったら神様に取り上げられてしまうと思ってまだ出てきてはいけないと必死に腹に念じていたのだけは、鮮明に覚えております。

 その様な状態で何ヶ月もおりましたからでしょうか、わたくしはとうとう体を壊し、意識を失うように眠りにつきました。纏まった時間眠るのは、きっと半年ぶりくらいだったと思います。

 どれくらい眠っていたかはわかりませんが、目が覚めたときにはわたくしはすっかり痩せ細っておりました。

 そして、神様の手に白い布に包まれた赤子がおりました。

 そこから何があったのでしょう。

 気がついたら、わたくしの手に赤子が抱かれていて。

 ──神様が、夫が、赤くなって倒れておりました。



 五


 私が隣村の駐在所に連絡を入れると、すぐに人員が送られてきて山の捜索が始まった。

 女の話通り山の中腹には小さな小屋が建てられており、そこから一人の男の遺体が発見された。男は女よりも遥か昔に行方不明として捜索願が出されていた者であった。

 「あの女も可哀想になぁ。ありゃあ、心がいかれちまってる。」

 私の上司はそういうと椅子にどっかり座って煙草を咥えた。

 勧められるままに私も煙草に火をつける。真っ青な女の顔が思い出されてどうしても吸う気になれなかった。

 私と向かい合って赤子を撫でながら語る女は最後まで母親の顔だった。

 それに、と上司が呟いた。

 「体の方もぼろぼろだそうだ。元々ストレスだとかで内蔵の具合が良くなかった所に急な肥満とでかい病気が重なって、よく生きてたもんだな。まあもう長くはなさそうだが。」

 「肥満と、病気ですか。」

 「詳しくは聞かされてないが、病気で一時期昏睡状態だったんだと。そのせいで急激に痩せたとか。」

 女は確か、過眠と不眠の果ての長期昏睡の中で出産している。

 「病気って、お腹の子に影響はなかったのでしょうか。」

 「子供だと?なんのことだ。」

 「ほら、あの人が腕に抱いていたじゃあないですか。白い布の、赤ん坊のことです。」

 私は声を荒げた。

 そんな私を見た上司は苦虫でも噛んだような顔をして、煙草を灰皿に擦ってから重々しく口を開いた。


 「あれは、ただのでかい石だぜ。」

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