懇懇説諭の時代から、現代への過渡期に起きた、笑えるけど笑えない話。

明治以前の教育指針は「懇懇説諭」。
子どもが相手だろうと、丁寧に言葉で教え諭すものだったらしい。
西郷隆盛も「途上国には懇懇説諭を。武力を振りかざすのは野蛮」と言ったそうな。

一方明治〜戦後初期までは、軍国主義の影響で、体罰教育が肯定されるようになった。

でも人は、その時代の空気の中でしか生きられないし、「現代の価値観」で過去を断罪する事も出来ないけど・・・
これは酷い。

そんな「時代の断片」を、どこかユーモラスな語り口で楽しむ、3分エッセイ。

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