「にやりと笑って」いる時点で、教育的指導ではない。サディストです。
現代に決してよみがえらせてはならない因習のひとつです。
ここからは余談。
私の母(戦後生まれ)が教師から体罰を受けたとき、母の母(私の祖母)が中学校へ怒鳴りこんだことがあったそうです。担任を通りこして校長室へ怒鳴りこみ「担任を出せ! 女の子を鞭で殴るとはなにごとか!」と、もの凄い剣幕だったそうです。
母の母は担任と校長を引きずりだし、母に謝らせました。しかしそこに至るまで校長が渋ったため、母の母は「ならば弁護士を呼びます。これは立派な傷害です」と言い放ちました。担任と校長はあわてふためき、ようやく謝らせることができたそうです。鞭で殴ることもなくなりました。
私の時代にも似たような体罰はありましたが、鞭や竹刀といった道具で叩くことはなくなりました。
そして今は、弁護士を介入させることが容易になりました。
いい時代になったと思います。