登場人物紹介(ネタばれあり)
登場人物の紹介です。私の備忘録です。
◆アンナ・ベッセル(18)
…本作のヒロイン。魔術師メーアの生まれ変わり。金髪碧眼でかわいらしい顔立ち。小柄。ベッセル伯爵の一人娘だったけど、両親が事故死した際に死んだことにされ、父のあとを継いだ叔父のもとで下女生活を送る。メーアの記憶があるので自分の不遇を嘆かず、冷静に判断して行動しちゃう。「現世では平和で平凡な人生を送る」「孫娘に退屈な人生だといわれたい」という目標に邁進中。「ベッセル」はドイツの天文学者に由来しています。
◆エヴァン・アルデバラン(32)
…本作のヒーロー。長めの銀髪に銀眼。「英雄」と呼ばれる最強の魔術師。メーアに滅ぼされた国の「禁断の王子」。両親が実の兄妹(しかも兄が鬼畜)ゆえに虐待を受けて育ち、最後は女装させられ家族の囮として使われる。メーアに拾われて面倒を見てもらったことにより、メーアに懐き異常な執着心を見せるようになる。暑苦しいキャラなので見た目だけでも涼しげにと思い、銀髪銀眼にしました。でもやっぱり暑苦しい。アルデバランは星の名前から。
◆メーア(享年26)
…アンナの前世。黒髪黒目、背が高い。スタイルもいい。「死神」と呼ばれる戦場の魔術師。男性に暴行された過去があるため、普段から男装をしており人とは一定の距離を保っているが、面倒見はいい。根が善良なので、明るくて素直なものが好き。エヴァンを拾って2年ほど面倒をみたのもそのあたりが理由。声が低い。メーアはドイツ語の海から。
◆ソフィア・マクレガー(18)
…アンナが祝賀会の臨時バイトでペアを組んだ同い年の女の子。南部ラストンの豪農の娘で、両親の教育方針により王都の上流階級の娘が通う学校に通っている。両親はラストンと王都を行ったり来たりして商売をしており、兄が農場を管理している。明るい性格でアンナの訳ありぶりも察しており、助け舟を出した。その舟にエヴァンまで乗ってくるとは思わなかった。
◆メイド長
…仕事はきっちり。自分にも他人にも厳しいタイプ。管理職だもの、しかたないよね。
◆ベッセル伯爵夫妻
…アンナの叔父夫婦。アンナにお金をかけたくないので先代の伯爵夫妻が事故死した際、一緒に事故死したことにしてしまった。娘二人はアンナより年上。アンナはあまりベッセル家に関心がないらしく、家を出たあとのことはよく知らないらしい。
◆将校/カストル
…アンナが南部行きの列車で相席になった将校。奥さんが出産のため里帰り中。休みが取れたので会いに行くところ。エヴァンとは知り合い。なのに首を絞められた。何も悪いことはしてないのにね。
◆雑貨屋を営むメーアのかつての部下
…年齢はたぶん40前後かな? 片足義足ゆえに戦場からお払い箱になった魔術師。雑貨屋と情報屋を兼任しています。エヴァン少年のいい兄貴のような存在なのではないでしょうか?
◆第二王子
…エヴァンとエロ本貸し借りした間柄の王子様。のちに王様になる。眼鏡をかけた理知的な美形なのだがエヴァンからエロ本話を暴露され、アンナにがっかりされている。もちろん本人はそんなことなど知る由もない。
***
◆魔力について
…魔力を持って生まれても、使い方を学ばないと使えない。メーアは魔力を物理攻撃力にしか変換ができない。エヴァンの祖国では、魔法陣が活用されている。専用の魔法陣を描いてそこに魔力を流し込むと、効果が生まれる。魔法陣は発明品というかおばあちゃんの知恵袋みたいな感じなので、その地域にしかないとか同じ効果でも違う魔法陣を描いたりとか、さまざまです。高度で特殊なものは、発明した人間が秘密にしていることが多い。
***
もう選考中だから大丈夫よね?
いつもの設定資料集です。
最強魔術師は初恋の乙女を逃がさない 平瀬ほづみ @hodumi0125
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