第19話 あなたがあたしにくれたものへの応援コメント
百瀬くんも、何気ない言葉に傷つきながらも、そのときどきの気持ちをコントロールしているのかも、って感じました。
だから、かなえちゃんが心ない言葉で傷つけられていたときに、代わりに言い返してくれたのかな。
コンプレックスを自分の中で認め、それで乗り越えているのかも。
にあってるって言ってくれたおかげで、かなえちゃんの心の傷も、少しずつ癒されていくような気がしました。
小学時代の友達と再会できて、本当に良かったね。
作者からの返信
この19話にたどり着くまでに描いてきたお話でした。
なかなか納得できるラストに至らず、新しく連載するたびに改稿して今の形に辿り着いています。
百瀬もかなえも、そして凛花たちの中にもそれぞれ、知られたくない事情や、傷つき、わかってもらえないと感じている何かがあるのだろうな、なんて思います。
この小説のテーマは「共感によってコンプレックスを乗り越える」でした。
伝わっていて嬉しかったです!!
ありがとうございます
第18話 意地悪言ってごめんへの応援コメント
ついいつもの調子で言ってしまったのかな。
かなえちゃん、心にもないことを言って、後悔していますね。
女子の中では解決しても、相手が男子だと素直になれないのかなぁ。
ももちゃんとの関係も、上手くいきますように。
作者からの返信
バカにされる! と思い込み先んじて攻撃しちゃうかなえ。
「私=ゴリラ女」の妄想は簡単には抜けてくれないようです。
凛花たちがそんなふうに思っていないことがわかったように、百瀬、他の友達、大人や、知らない人と広がって……いずれは自分をゴリラ女と思っていたことなんて忘れられる日が来るといいな。
第17話 あたしだけじゃないへの応援コメント
凛花ちゃんも、両親のイジりに耐えてきたんですね。
それが愛情表現と言われると、世間を知らない子はそう思い込んでしまい、同じことを人にも行う。
こんなところにもイジメの種があるんだと思うと、親の責任の重さを感じました。
かなえちゃんも、心の声に負けないでね。
作者からの返信
子供の方が親の機嫌を伺って合わせている。
通常は感情をどう取り扱っていいかわからない子供の機嫌を取り、成長を待つのが大人の仕事ですが、凛花の家で子供のポジションを取っているのはパパでした。
泣いても白い目が待っている凛花の環境では、自分の本当の気持ちに目をむけるのは怖いことなのかもしれません。
杏たちと共にかなえの心を救ってくれた凛花にも、いつか回復の日が訪れますように。
第16話 チグハグだったあたしをあたしは抱きしめるへの応援コメント
成長の早い子は、自分だけ大人の身体に近づいたことが、逆にコンプレックスになりますね。
みんな違ってみんないい、と言われても、受け入れるのは簡単じゃないと思います。
でもみんな中学生になり、自分一人が目立ったわけではなくなると、少しずつ安心できるのかもしれません。
そんなかなえちゃんの気持ちを察して、お化粧をしてくれた仲間って素敵ですね。
コンプレックスが消えて、自信に変わるといいなって思いました。
作者からの返信
思春期の身体の変化、周囲の見る目の変化、求められる役割の変化。
乳児のハイハイから走り出すまでと同じくらい、大きな変化だなと感じます。
乳児自身はそれを比べたりはしないけど、(主に親がヤキモキするかな)思春期は子供自身で変化の不安に立ち向かわなくてはいけなくて。
家族から適切な愛を受け取ってきたかなえ、家族にこそ傷つけられてきた凛花、それぞれの背景を持つだろう由美子や杏、子供達が支え合って大人になっていきます。
私はその姿を見せてもらえるのが本当に好きなのです。
第15話 凛花の恋の真相への応援コメント
とてもいい雰囲気になって、ほんわかしました。
このあと男子が出てきて、どうなるんでしょうね。
次回も楽しみにしています♪
作者からの返信
ありがとうございます。
わちゃわちゃ回でした!
凛花の好きはそういう好きなのです。
第14話 ごめんね、ありがとう。への応援コメント
心の中で不満を抱えつつも、お互いに仲間だと思っていたんですね。
でもこれをきっかけに、本当になんでも言える友達になれるといいな。
作者からの返信
そうですね。!
お互い中学一年生。自分のしていることも、相手にそれがどう映るのかも、まだまだ学んでいる真っ最中。
成長するにつれそれぞれ道が離れていくんだろうけど、こうして腹を割って話したことはきっと一生忘れないと思います。
第13話 かまってほしくてしたことだから?への応援コメント
仲間同士のじゃれあいといじめの境界線。
難しいですよね。
言われる側も、本当はイヤだったと気づいていないかもしれない。
微妙な心理を丁寧に書かれていますね。
にけさんの小説の好きなところです(^^)
作者からの返信
おっしゃる通り「本当はイヤだったと気づいていない」めっちゃよくあることだと思います!
衝突をきっかけに自分の感情に気付いたり、相手の気持ちを聞くことができたりして少しずつどんな関係が心地よいのか互いに探していくの、大人も難しいですよね。
また彼らの動機は聞くことができず、由美子のいうことも凛花のいうことも自分はどうだと感じたか、憶測でしかないんですよね……。
「好き」ありがとうございます。めっちゃ嬉しいです!
おまけ……超蛇足です!
わたしは彼らは単にバスケの先生に褒められたかなえに嫉妬しているんだなと思って書きました。
気を引きたいとか、舐めているとかというよりは、比べられ腐されたのが悔しかったので意地悪したんです。
でもそれが正解かというと、もっといろんな気持ちがあったのかもなとも思ったりします。
第12話 ゴリラ女とお姫様への応援コメント
何気ない言葉に傷つき、そのせいで慰めの言葉もいいように受け止められなくなっていたんですね。
言った側は忘れるような、そこまで深い意味はなかったのに。
繊細な少女たちの苦労は、大人になると忘れてしまい、自分の子供にも気づかないうちに言ってたかもしれないと、親として反省しました。
本当に気づきの多い小説ですね。
作者からの返信
百瀬はかなえに話しているのに、ゴリラ女に話しているように聞こえてしまう不思議。
かなえは「自分=ゴリラ女」と思ってしまったけど、百瀬やみんなはそうじゃないので何が起きているかわからず、変にすれ違って。
悲しいですよね。
凛花の傷付いたら負けな世界は、かつて凛花のパパが感じてきた世界のような気がしています。
傷つかないよう頑張って生きてきた結果、気づけなくなるのもまた悲しいのです。
全員労わりたい!!ですね
第11話 別にいいじゃんへの応援コメント
言葉にしなきゃ伝わらない。
わかっているけど言えないときってありますね。
ひとつ壁を乗り越えられたのなら、絆も深まるかもしれないし、かなえちゃんも楽になれるかもしれない。
そう願っています。
作者からの返信
伝えるって難しいですよね。
現実には、子供は大概モヤモヤしているけどなんでなのかわからない、思い当たることがない状態を生きていると思いますし。
かなえのように恥や恐怖とも戦わなくちゃいけなかったり。
自分だけじゃなかったと思えてよかったのです。
第10話 あたしのともだちへの応援コメント
かなえちゃんにここまで言われて、それでも喧嘩別れしないみんなは、本当に優しい。
かなえちゃんが何かを抱えているのに気づいていて、そのコンプレックスから解放してあげようとしている。
本当に友達に恵まれていますね。
作者からの返信
かなえさん大暴れ。モヤモヤを抱えて喧嘩別れになっても仕方がない展開です。
仲間なりの優しさも蹴散らして……。
つらそうな時に、そばで見守る由美子も、話を促す凛花も、楽しませようとする杏も私は大好きです。
第9話 あたしのためにしてくれたことへの応援コメント
幼なじみっていいね。冷たい言い方で突き放しても、また受け入れてくれて。
それに加えて、かなえちゃんに何やらしてくれそうで。
これで一つ、変な呪いの言葉から解放されますように。
作者からの返信
かなえは良い友達を持っているなあと思います。
仲間の支えを受けて、自分の本当の気持ちに触れる勇気が持てると良いのだけれど……がんばれかなえ!です
第8話 想像よりずっとやさしい現実への応援コメント
かなえちゃん、気を回しすぎてたのかな。
このまま仲直りして、一緒にチョコレート作りができるといいですね。
受け入れてもらえるって、本当に大切なことだと思いました。
作者からの返信
かなえが思っていたほどに周囲は気にしていない様子。
感情を爆発させた気まずさもあってホッとするような、不安なような。
どんな状態のかなえを見せても居場所があると思えるのはほんと大切なことですよね。
第7話 だれもそんなこと言ってないのに、あたしの中の声が言うへの応援コメント
助けられたのはよかったけれど、逆にそれがトラウマになってしまったとは。
かなえちゃんが、自分自身の言葉で自分を追い込んでいくのが、かわいそうでした。
にけさんは、こういう微妙な動きを書くのがお上手ですね。
いつも引き込まれます。
続きを楽しみにしています♪
作者からの返信
いつの間にか自分の中に刷り込まれてしまった酷い言葉がかなえを追い詰めてしまいました。
百瀬の言葉も悪いように悪いように受け取って、酷い態度をとってしまい、それもまた自己嫌悪の種に。
悪循環とはこのことですね……。
嬉しいお言葉をありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします!
第6話 あたしがいけなかったのへの応援コメント
かなえちゃんが臆病になっていたのは、こんな過去があったからなんですね。
タチの悪い男子の言うことなんて、無視すればいいのはわかる。でも呪いの言葉になって、ずっと縛り付けられているなんて可哀想。
うちの子がこんな悪口を言ってたら、張り倒してやりたい。
…なんて思うくらい酷い。
かなえちゃんがどうやって自由になっていくのかな。
続きを楽しみにしています。
作者からの返信
かなえさん、多感な時期に傷つけられて自尊心はペシャンコです。
クラブの先生に嫌味を言われてむかついていたんだろうけど、八つ当たりもいいところです。
一人の時には言わないようなことを、集団になると言ったりやったりしちゃう、しかもあんまり記憶してもいないとか、あるよなあ。
この悪意の声をどう自分の外へ追い出していくのか……ですね。
第5話 あたしの中の黒い声への応援コメント
言った本人も覚えていない何気ない言葉。
でもそれが思わぬ呪いの言葉になって、その人の事を縛りつけてしまうんだな。
かなえちゃんが、もっと自由になれますように。
作者からの返信
小さい方が可愛い。細い方が綺麗。
より肌の白い方が、髪は、胸は……などなど環境の中にある価値観が、かなえの中にも刷り込まれていたのかもしれません。
それによって自分の価値を測ってしまう。
家族がかなえをお姫様のように扱い、愛したのはそういう理由からではなかったはずなんですけどね。
自由になれますように……!
第4話 どうしていつもこうなっちゃうの?への応援コメント
ちょっと親しいそぶりを見せたら「あの子たちはつきあっている」と決めつける女子って、どこにでもいますね。
親しい女子でなければ無視もできるけど、同じグループ(?)だと距離を取るのが難しいですね。
かなえちゃんは由美子ちゃんの気持ちもくんで、本当にいい子だな。自分のこともしっかり理解しているし。
でもそれだけに、いろんなことを深読みしすぎてしまうんじゃないかって心配になりました。
自分の気持ちを大切にね、って声をかけてあげたい。
続きを楽しみにしています♪
作者からの返信
調子に乗ってネタ化するの困りますよね。
仲良しだけに相手に悪気がないのもわかってて。
いくら言っても何が嫌なのか伝わらない。
角を立てるかなえと、かわして済ませる由美子。
かなえは自分を恥じるけど、繊細さと大胆さを持つかなえが私は好きです。
コメント励みになります〜〜ありがとうございます!!
第3話 あたしだけがひとり取り残されているへの応援コメント
微妙な成長の違いが出てきて、ちょっと辛そう。
女子ってみんな同じだと思い込んで行動するところがあるから…。
過去の自分を反省しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
子供から大人になっていくのって、大人から見るとみんな過ぎていく道でしかないけど、当時は人によってペースに幅があって、早いのも遅いのもコンプレックスになったりするよね。
心と体が合わなかったりもするし。
私も過去の自分には反省しかないw
第20話 バレンタインまであと少しへの応援コメント
ラストでまさかの腐女子登場とは!
だから、両思いになることを夢見てなかったんですね(笑)。
悩みに悩んだかなえちゃんだけど、これからは自分磨きに精を出すんだろうな。
爽やかなラストで、読んでいる私の口元も緩みました(^^)
作者からの返信
小学生の頃からとはなかなか筋金入りの腐女子です!
みんな好きな人がいる、自分だけがついていけないと思い込んでいたかなえもこんなこととはびっくりですよww
これからはもっとかなえらしく生きていけるかな。
最後まで応援コメントをくださり本当にありがとうございました。
すごく励みになりました!!
ありがとうございました。