第2話 adhd と asd
この二つはとても有名な発達障害です。
脳を前頭葉と本能をつかさどる中心の脳に分けるとわかりやすいと思います。
本能は衝動を引き起こします。それを抑制するのは前頭葉だとします。
adhdは注意不足や多動がよく見られるという特徴があります。
adhdは衝動を起こす前頭葉の部分がほかの人に比べて働きにくいという特徴があります。ただし、その分他の部分の脳が発達しているケースがあります。
ですので、adhdの人が普通の人を演じようとすると、いつも以上に前頭葉を酷使するため、集中力が持続しにくい場合があります。
ただし、その人本人にとって、ほかのものに気を取られないほど目の前のもの魅力的に感じたら、いつも以上に前頭葉を集中力維持に使う代わりにほかのことにリソースを割り当てることができます。
また、衝動を抑える働きが弱い分他の部分の脳が発達している場合が多いので、相乗効果でプラスに働くことがあります。
ホモサピエンスは社会を作りコミュニケーションを交わして、実態のない空想上のものを共有し、理解しあうことで進化を遂げてきました。
その社会を作るうえで人類が獲得した能力がほかの人に比べて低いのがasdだと思います。
その能力は非常に高度なもので、ホモサピエンス以外はどの種族もできません。ですので、生まれつきasdの人がその穴を埋めようとしてもなかなか難しいところがあります。
asdの人は、人をまとめることや、接客をする対人ビジネスが難しい場合がしばしばあります。なので、あまり人と関わらない研究職や、アーティストとして社会に貢献するという選択肢をとることがあります。
上の2つの発達障害は、重度の人は病院で診断されることがありますが、軽度の人は気づかない場合がほとんどだと思います。
なので、軽度の人は思くとらえすぎずに、環境を工夫することで本領発揮ができることがあるので、環境を工夫してみましょう。
人間について考える。 小説執筆の土台 匿名S @shouta123
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