これ読んでうんうん頷きながら笑ってしまったので、多分私も性格悪い人です。
それでもこの感想には、決して少なくない「共感」が散りばめられているのですよね。
それくらいカクヨムの作品の傾向がパターン化しつつあるということでもあったりします。
まぁ、しゃーないっちゃしゃーない部分はあると思います。
流行やテンプレというものは、世にウケているからこそ広まり、評価されているわけですから。
ただその「ウケている」という部分に「だからってその要素が入ってたらなんでもいいってわけじゃねえぞ」ときちんと異を唱えられるかどうかは、本当に面白い作品をたくさん読んできた、目の肥えた人にしかできないことだと思います。
この感想では、そんな「きちんとNoを突き付ける感想」が気分が良くなるほど鋭い切れ味の毒舌で、パターン化した量産品作品を快刀乱麻一刀両断しています。
そうだよ、こういうツマンネーものにはツマンネーと言ってけちょんけちょんにぶった切ってくれる人を待っていたんだ!
ただ、同時に「自分の作品大丈夫か?」と心配になったりもするわけです。
「その話必要?」という切り口には、自分にもチクリと刺さりました。
どうだろう、自分の見る目と他人の見る目では当然感覚が違うから、いらない話だと思われてしまう部分があるかも……。
他にもいろいろとズバズバ言ってらっしゃるので、それに切り刻まれた読者様は多い模様。
レビューにもちらほらいますね……。
この感想群を読んで笑っていられるか肝が冷えるか、はたまた泣いて逃げ出したくなるかはあなた次第です。