想ひ出語りの喫茶にて

@uyuuyuyu

開店

遠くて近い、とある街角喫茶。傍からすれば随分とまあ遠いでしょう。行く気になれば、勿論可能ですが...。自らして「行きたい」と思う人なんてあまり居ないだろうし、到着までに膨大な時間が必要です。ただ、とある人々にはとても身近な場所。

夢の世界で小瓶を満たしたかのようにファンタジーで何処かノスタルジックな喫茶は、鶏が鳴き始めたころに本を開きます。そして、珈琲の匂いと共に、本を閉じ終える。閉店時にはお客様の想い出がびっしりと綴られており、ふとした頃に読み返すのも、また一興でしょう。


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