君と出会った引力が、そっと物語を溶かしていく

ユニークな設定とキャラクターの個性が光る作品。

一九九九年七月に世界は終わり、オカルトが現実になった世界。
二〇✕✕年十一月都内某所、超有名オカルト情報誌『マー』の記者の斎藤四知は、大学時代の友人・東雲と法弦比叉と再会。
謎のがま口財布を調査し、異常な状況に巻き込まれていく。

月の使い方が上手いと思った。
シリーズ化できそう。