魔法が消えた時、時を越えて二人は……

母に毒殺されかけた王子イーサンを救おうと、聖女クラリッサは彼に魔法をかけます。しかし、すでに彼女に残された魔力はあと少し。
幼馴染の彼を救おうと、心を失ったイーサンのためにクラリッサは最後の魔法を試みます。
たとえそれが自分の魔力を失わせるものであり、彼の記憶から自分が消えてしまうものであろうとも。

互いを想い合う二人のやりとりが切ないです。

そして全てが終わった後に二人は……。

この結末はぜひ読んで確認してください。
しびれるような純愛です。

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