海で日を浴びる〖俳句〗

十六夜 水明

地平線に沈む太陽


 おやすみと

  水のなかへと

   光落ちる

→→→→


海水浴の帰り、それはもう日が地平線へと沈もうとしていた。水の中へと、辺りに光を配りながら。

まるで、「おやすみなさい」というかのように。


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海で日を浴びる〖俳句〗 十六夜 水明 @chinoki

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