「補習」#なくさずの詩より


 私は前の方の真ん中の席に座った。他は後ろ窓際と後ろ廊下に座り、窓際の一番前を乗っ取っている。補習は頭の悪い訳じゃなく出席日数や当日休みだった奴ら。補習仲間で仲良くなるとは思わん。世界からはじき出された気分で、世界に対してせいせいした。

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