「結末」#なくさずの詩より


 あまり綺麗だとは思わない全裸の上に花を添えていく。身体は包み上がり、露わになっていた乳房も、たるんだ腹も、ケバブのような足も隠された。あとは焼くだけね、とおばさんは言う。親戚中に身体を見られるなんて母は思いも寄らなかっただろうに、だから自殺は嫌なのだ。

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