追憶

あなたは、自分の生まれ育った家族に満足していますか?
子は親を選べない。兄弟も。でも子供の頃は、家族と学校が「世界」の大部分を占めるという人は多いと思います。自分もそうでした。
だから、その不満は心に深く巣食う。この作品はそんな心情を吐露したものです。
実際のところ、完璧な家族なんて少なくて、何かしら不満を抱いている人のほうが多いのではないでしょうか。共感するところも多く、子供の頃家族に対して抱いていたものを思い出し、その変化を見つめさせてくれる作品でした。