第8話 無人島訓練開始

俺は、今日も教室に入る。そして・・・席に座る。座ったら・・・「おはよう」とゼロたちに挨拶を交わした。その刹那・・・シャロップ・オリオンが教室に入ってきた。

「おはよう。みんな。」

そう・・・シャロップ・オリオンが話す。

「今日は・・・この前、学園都市を襲撃した奴に対抗するため、大規模の訓練を行う。」

周りがざわつく。

(昨日、ラルクとの訓練で、ほとんどの人たちは帰ってしまった。今回も帰る人たちがいるだろうな。)

そう思考していると・・・

「今回は強制だ。全員参加だからな。」

「で・・・身体的能力の向上、そして体力づくり、サバイバル技術等を鍛えるもので、能力以外を鍛えてもらう。」

「ということで・・・無人島での訓練。今回はそれをやる。」

「楽園都市のジェット機で無人島に連れていくから、ついてこい。」

俺たちは、シャロップ・オリオンについていき、ジェット機に乗り込んだ。

全員が乗り終わったため、ジェット機を動かした。


ついに・・・ジェット機が無人島に到着した。俺たちは、無人島に着くと・・・

「向こうのほうに到着すれば訓練は終了だ。」

そう・・・シャロップ・オリオンは自分たちがいる場所とは真反対を指さしながら、言う。

「じゃあ・・・訓練開始だ。」

そう合図を出すと・・・ほとんどの人が動き、森のほうに向かう。

「ねぇ!ゼロ。」

「ん?なんだ。レレ?」

「この訓練。普通に行動しても今日中に目的地に着くのは難しいよね。」

そう・・・この無人島は広い。広いからこそ・・・

「食料や水が大事になるかもね。」


ついに・・・ジェット機が無人島に到着した。俺たちは、無人島に着くと・・・

「向こうのほうに到着すれば訓練は終了だ。」

そう・・・シャロップ・オリオンは自分たちがいる場所とは真反対を指さしながら、言う。

「じゃあ・・・訓練開始だ。」

そう合図を出すと・・・ほとんどの人が動き、森のほうに向かう。

(学園都市を襲撃した奴は、あの下級神じゃないのか?この訓練が終わったらシャロップ・オリオンに聞きに行こう。)

そう心の中でつぶやいた。そして・・・

「ねぇ!ゼロ。」

レレは俺に話しかける。

「ん?なんだ。レレ?」

「この訓練。普通に行動しても今日中に目的地に着くのは難しいよね。」

(ああ・・・その通り。この無人島は思ったより広い。)

そう思考していると・・・

「食料や水が大事になるかもね。」

とレレがつぶやいた。


(詳しいことは知らないが、あの森も普通の森ではないだろう。見たところ、獣も生息していそうだ。)

そう心の中でつぶやき、俺はゼロにこう言う。

「食料は、あの森にいると思われる獣を狩って得よう。」

「ああ・・・そうだな。ほかの奴はずっと走っていそうだから、体力がすぐ奪われそうで心配だな。」

(多分だが、ゼロは舞のことを気にしているのだろう。霊夢も後先考えず、行動していたからな。まあ・・・舞の成長につながりそうだから、俺は何も干渉しなかったが。)

俺は森に進み、イノシシを狩った。水は、ゼロに任せたため、どうやって手に入れたかは知らないが、ゼロは飲める水を持っていた。

「とりあえず、ゆっくり進もうか。」

俺はそう言い、森を歩いて進む。


時間は夕方となっていた。

(大体、4分の1程度進んだだろう。今日は数人程度が脱落した。)

「よし飯にしようか。」

俺はそうゼロに言い、一緒にイノシシの肉を焼いて食べた。

寝るときは、交代しながら警備を担った。

(ふう。多分だが、舞は2分の1程度進んだだろう。体力を使い切って、きっと、休息中だな。)


「はあ、はあ、はあ。」

(私は現在休息中だ。全力で走れば、「すぐ目的地に着くだろう」と思っていた。だけど、この無人島は思ったより広かった。丁度、森の中心にいたこともあり、獣の数が多い。とりあえず、木の上で今日は過ごそうかな。)

そう思考しながら、森に入ってきた地点を見ると、明かりが見えた。

(あれは、火だろう。しっかり、計画を立てて森に進んできているね。今回は、私のミスだったね。)

そう反省しながら・・・こうつぶやく。

「でも、この出来事が、私を成長させるんだよね。」

そう・・少し余裕を持って、夜を過ごした。

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神の創りし箱庭で、世界が終わる前に。 れれ @reredesu

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