白い息吐く君と、溶けたパピコ

純文学。
情景描写と内面描写が優れた実にいい作品。

二人の結末が唐突で、その後どんなやり取りをしたのか描いてない。
想像が掻き立てられて良い。

アイスのパピコがでてくるのに、なぜ「パピコ(仮称)」か。
彼は、彼女の本名を知らないのだろう。
源氏名で名乗っていたのが、パピ子なのかもしれない。