エピローグへの応援コメント
おつかれさまでした。
胸に剣が刺さり、空気をすべて吐き出してしまったような、そんな苦しさが残りました。
良い悪いに関係なく、掛け違いの運命の行く先は決まっている。
ちょっと自分ごとにも重なる点があり、考えさせられる箇所がありました。
もし人の運命をもてあそぶ天地創造の神という者が存在するとしたら、非情であり悪趣味であり崇高さとはかけ離れた面が本質ではないのかと思えます。
また、創作論的に。
人間(読者)て意外と悲劇が好きなのだなと他の方のコメントなどの反応を見て思いました。好きというとちょっと違うのかもしれませんが、心の何処かで自分とは全く関係のない誰かが……しかし感情移入できる誰かが悲劇の運命をたどる。創作物であるがゆえに安心して『物語のみ』に没頭できる。
そんな物語を求めているのだという事をリアルに知れたように思います。
最後主人公が死ぬストーリーや、滅びの美学と通じる自叙伝的な物語もボツボツアイデアが浮き上がってきているので
現在の長編を書き終えたら取り組もうと思ってます。
あとエブリスタでの応援ありがとうございます。ページコメントの返し方とかが分からず放置ですみません。
作者からの返信
いつも丁寧なコメントと深い洞察ありがとうございます。
神は非情であり悪趣味であり崇高さとかけ離れている……今回書きたかったテーマの一つです。
私は決して信心深い人間ではないし運命論者でもないのですが、人の力ではどうにもできないことって確かにあると思うのです。けれどそれにどう立ち向かうのか、あるいは流れに身を任せるのか、その時々の選択によって個人の人間性や魂の美しさといったものが垣間見えるのではないでしょうか。
今回エレノアとリヒャルトは「滅び」を選択しましたが、それは決して逃げることではなく、彼らなりに敢然と運命に立ち向かった上での選択であること、二人の間に後悔はないこと、が表現できていればいいなと思っています。
創作論的には、そうですね、私も意外でした(後書きにも書かせて頂きましたが)。もっとマイナス評価が多いかと思っていたのですが、皆さん好意的に受け止めて下さり、作中人物にも感情移入して下さったのでとても嬉しかったです。これはたぶん読み手の方に書き手も兼ねている方がいらしたから、というのもあるかもしれませんね。ラノベ、その中でも特にこういった異世界恋愛のジャンルはハッピーエンドを求める読者様のほうが多いでしょうし(私ももちろんハッピーエンド大好きです)、悲劇は書くのも読むのもエネルギーを使うと思うので。
でもそこは私は商業作家ではないので、自由に書きたいものを書いて発表したいですし、どう評価されるかは読み手の皆様の自由なのでそれも含めて楽しみたいと思っています。月詠さんもアイデアをお持ちならぜひ作品として発表して頂きたいです。読んでみたいです。
エブリスタは順調に更新が進んでいるようで喜ばしい限りですね。コメント等は読者(私)が好きでやらせて頂いていることですからレスはお気になさらず。私もそろそろ続きを書きたいのですが、最近夜すぐに眠くなってしまって時間が取れず困っています。
後書きへの応援コメント
こんにちは
以前に書いたかもしれませんが個人的に、リヒャルドはタイトルから推測して『マルベリーの大木の下で死ぬ』だろうと考えていました。
作者からの返信
いつもお世話になっております。
はい、私もかなり最後のほうまでその予定で書いていました。
そのほうが悲劇性は高くなるかと思ったのですが、それだとあまりにマクシミリアンのその後の人生が辛いものになってしまうのではないかと思い始めまして。というのはマクシミリアンには……これ以上は今は言えませんが、彼には未来へ続く役割が必要でした。なのでリヒャルトの死そのものも限りなくグレーにして、マクシミリアンの中では父さんは新大陸のどこかで生きていると思えるように変えました。
結果としてかなり匂わせみたいな構成になってしまいましたので、どうしても賛否両論な部分はあるかな、とは思っています。
エピローグへの応援コメント
完結お疲れ様でした!
大変、大変すばらしかったです。この作品を知ってから連載されている部分まで一気読みし、ラスト数話は更新を楽しみにしていました。
誰が悪いわけでもない三人の悲劇、時代に翻弄され引き裂かれている様子に私も心が揺さぶられました。でも最後は希望が見える終わり方で私の心が救われました。
複雑な時代背景をきちんと説明し物語にも反映している筆力、とても素晴らしいです。世界史に心が折れた私にもすんなりと時代背景が染み込んできました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。無事完結できてほっとしています。
誰が悪いわけでもない、読み取って頂けて嬉しいです。あと皆さんからラストに希望が持てて良かったと言って頂けて安心しました。マクシミリアンの今後もなかなか大変な道のりになるかと思いますが、そのあたりもいずれ何らかの形にしたいと思っています。
19世紀から20世紀初頭の歴史は西洋・東洋問わず大好きでほぼオタクレベルではあるのですが、ちゃんと説明できているか心配でした。すんなり入れたと評価頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます。
今はライターズハイ半分、優待離脱半分ですが、近いうちにVer.3 に着手する予定です。また何かの機会にでも覗いてみて下されば幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします🙇
エピローグへの応援コメント
完結おめでとうございます!!
前話までがモノクロの世界だとしたら、それに淡く色がついたような、、、完全なバッドエンドかと思っていたので、密やかに希望があるようにも見えるエンドで、とてもよかったです。
悲しみは消えませんけれど、みんな前に進んでいく、寂しくも素敵なラストでした。
連載、お疲れ様でした!
もしや、まだ続きが……?(*´-`)
作者からの返信
素敵なコメントありがとうございます。
あんまりお先真っ暗バッドエンドなのも悲しいなあと思って未来への希望をマクシミリアン君にお願いしました。彼なら強く生きていってくれるでしょう。
実はあと一作書きます(書く……うん、きっと、書きたい……)。さて、誰が次の作品のキーキャラになるでしょうか、引き続きお付き合い頂けると嬉しいです。と言いつつ、まだプロットのカケラぐらいしか出来上がっていないのですけれど💦ちょっと休んでまた頑張ります❗️
後書きへの応援コメント
舞台裏まで見せていただけるの嬉しいです。この作品の余韻に浸れる……!
三作目では成長したマクシミリアン坊ちゃまが出てきたりするのかな〜☺️
今からわくわくしていますが、何よりお体と心を優先にしてください😉
静かだけど激しい人間ドラマを書くのは、命を削る思いでしょうから、ゆっくり、シモンさまのペースを保ってくださいね😄
本当に素敵な作品をありがとうございます😊
作者からの返信
こんな独り言の吐き出しまで読んで下さってありがとうございます。
次作にマクシミリアン坊っちゃまは……どうでしょうか、グフフ😁ヒーローにちょうどいいお年頃になってますよね……うん。
体調まで気遣って下さって恐縮です💦とりあえず今は気が済むまで寝てやる〜!って感じでございます。でも4:30とかに目が覚めちゃうんですけど😅
今後ともよろしくお願いいたします🙇
編集済
後書きへの応援コメント
興味深い創作裏話をありがとうございます。マルベリーは本当に渾身の力作でした。
プロットはやはり書いているうちにどんどん変わっていきますよね。私もヴィルヘルムが性悪男じゃなくてよかったです。よく劣等感で歪みませんでしたね。いい奴だった(涙)
リヒャルトの死に場所は、どちらも一長一短に感じました。マルベリーの木は彼らの因縁の深い場所なので、リヒャルトがその場所を死に場所として選ぶのは納得いきます。新大陸だと、リヒャルトの死について読者には余韻を残せます。あの書き方でも読者は彼の死を推測できますが、もしかして生きていてくれるかも?と一縷の望みを持てるかもしれません。それにマルベリーの木の下で自〇したら母に続いてまたもや精神的なショックを愛息子に与えてしまいます。
そう考えると、エレノアの死ももしかしたらと微かな希望を持たせるものなので、タグはバッドエンドじゃなくてメリバでもいいかもしれませんね。
後書きにその後のアンナや金髪の看護婦さんのことを知りたいと書いちゃいましたが、マルベリーはこれで完全に終わりなのですね。でも15年後のローレンシアで「導く者」と「マルベリー」が繋がるのが楽しみです。
作者からの返信
田鶴さん、深いコメントありがとうございます。
私もヴィルは性悪にしなくて良かったと今さらながら思っています。とことん可哀想なお兄ちゃんのほうが読後感がいい気がしますね。
リヒャルトの死についてはまさにご指摘の通りです。タイトルからしてマルベリーの木がキーポイントなので、そこで死ぬのがベストだと初めのうちは思っていました。でもそうなるとマクシミリアンの中で完全に父親が死んだことになってしまうので、次(Ver.3)に繋げるトリガーがなくなってしまう気がしたんですよね。で結果的に、新大陸で死んだ男も100%リヒャルトであるとは書かずに微妙にぼかしました。エレノアも亡骸が見つかっていないので、ひょっとしてひょっとしたら、と思えなくもないですね。そのあたりは読者の皆様のご想像に任せます~、と逃げるのはズルいでしょうか(汗)。
金髪の看護婦さんと晩年の大奥様とのあれこれも書いてみたいなとは思うのですが、この作品はこれ以上引っ張らずスパッと終わりにするほうがいいかなという思いのほうが今は強いです。すみません……。15年後を楽しみにお待ち下さいませ。
今後ともよろしくお願いいたします。
編集済
エピローグへの応援コメント
完結おめでとうございます。ここまで楽しませてくださってありがとうございました!
鬼姑を看取った金髪の看護婦さんはもしかしてエレノア?!と希望を持たす最後でよかったです。でもそう考えると、リヒャルトは早まりましたね。それにマクシミリアンの気持ちも考えると気の毒でなりません。
アンナの行き先がフィッツジェラルド大公家の都! そうやって物語が繋がっていくのが素敵です。
金髪の看護婦さんやアンナ達のその後も知りたいです。
> そもそもエレノア様にヴィルヘルム様とリヒャルト様のどちらかを選べということからして無理な話だった
そりゃそうですよね、私みたいにどヘンタイが出てくる話なら三角関係のままウホホーイ、逆ハーだ♡ってウハウハ書けるかもしれませんが、そんなことを書いて碓氷シモンさんのシリアスな本格ヒストリカルロマンスの世界を壊すわけにいきませんよね。
作者からの返信
ありがとうございます(号泣)……もう今デロンデロンに疲れております……こんなに体力がいるなんて思いませんでした(でも痩せない)
終章からエピローグにかけては色々な可能性を持たせるように書きました。もしかしたらエレノアもリヒャルトも生きているかもしれませんよね!マクシミリアンは気の毒ですけど……強く生きて行ってもらいましょう、うん。
ちょっとだけチラ出しですが、アンナはまだ出番がありまっせ。楽しみにしておいて下さい。グフフ。
しかしどうしてエレノアばっかり選ぶ立場なんでしょうねえ。私だって選べない~とか悩んでみたいですよ。ヴィルとリヒャルトがどちらも毛色の違うヘンタイさんで……とかの設定でも面白いものが書けるかもですね。3人で……とか(イカンイカン、カクヨムさんは色々と)
それにしてもこういう作品は魂抜かれます。もう当分無理かもしれない……最後までお付き合いありがとうございました!
終章・後編 もう一つの花言葉*への応援コメント
辛すぎる、でも本当に好きすぎる!
バッドエンドの中に美しさが込められてるのでただ辛いだけじゃなく、心に残るお話に仕上がってるのが最高すぎます✌
エピローグ、マクシミリアンが立派に成長してると良いな!
作者からの返信
ありがとうございます😭
今回、最初の構成から絶対にバッドエンド、それもとことん救いのない話にしようと思っていたんですが、せめてマクシミリアンだけは未来に期待が持てるようにしてあげなきゃなと思ってこういう結末にしました。美しいと言って頂けて嬉しいです。
エピローグ書いてるんですが結構色々詰め込みたくなっちゃってなかなかまとまりません。公開されたらまた読んで下さいね。
終章・後編 もう一つの花言葉*への応援コメント
びぇぇぇ……。゚(゚´Д`゚)゚。
なんとなく……予想はしていましたが、ヴィルまでー!!
でも、本人にはそれしか選択肢がなかったのですよね……。
つらいけど、エピローグまで見届けますっ!
作者からの返信
誰も幸せになれなかったという衝撃のラスト……。
エレノアとヴィル(リヒャルト)は自分で選んだ結果なのでアレですが、辛すぎるのはマクシミリアンですね。
エピローグでも色々語られますので、また読んで下さい❗️
第24話 あの子にだけは*への応援コメント
ひいいい〜辛いけど大好き過ぎる〜(くどくないですよ!笑)
大好き過ぎる〜〜〜〜
作者からの返信
Xで紹介までして下さってありがとうございます。
マクシミリアンにだけは知られたくない、うんうん、それは言っちゃダメですよね。
編集済
終章・後編 もう一つの花言葉*への応援コメント
えええ?! そんな……エレノアがいなくなってもせめて「ヴィル」がマクシミリアンのそばにいてくれると思ったのに……(号泣)領地に縛られることがなくなったのに、わざわざ離れて暮らしてお金の管理も先生に頼んだということは、彼にはもうその覚悟があったんですよね。その覚悟(〇人じゃなくて自〇だと思うんですけど)があったのにわざわざ新大陸に行ったのは、マクシミリアンに迷惑をかけたくなかったからなんだろうなぁ……マクシミリアンがかわいそう……
本当はエレノア、ヴィル、リヒャルトには幸せになってほしかったなとは思いますけど、余韻のある悲劇的な結末だったと思います。あとはエピローグがどんな味付けを加えてくれるのか、楽しみにしています。
追伸:手紙のことも彼の覚悟が分かる伏線でしたね。書くのを忘れていました。マクシミリアンは何か悟っていたような気がします。よく我慢しましたね。
作者からの返信
ありがとうございます。
新大陸まで行ったのは、ご指摘のとおりマクシミリアンに迷惑をかけたくなかったのと、どこかで生きているという期待を持たせたかったんだと作者的には思っています。手紙を書いてはいけないというのはその伏線ですね。でもどっちにしてもマクシミリアンにとっては辛いと思いますが、彼なら乗り越えられるとヴィルは思いたかったのでしょう。
この作品は当初からどこにも救いのない徹底した悲劇にしようと考えていたので、ブレずに書き切れて良かったです。……て、まだエピローグが残ってましたね。あと少し頑張ります。
終章・前編 黄泉より引き戻せしものへの応援コメント
こうして考えると、エレノアはマクシミリアンにトラウマを植え付けてしまったですね。そんなつもりはなかったんでしょうけど……
「ヴィル」は領地と屋敷を売ったら、どこに住むんだろうか。どうせなら首都でマクシミリアンと一緒に住めばいいのに。
作者からの返信
エレノアはマクシミリアンに見せたくないから彼が首都に行くタイミングで話を持ち出したんですが、マクシミリアンは虫の報せを敏感に感じ取ってしまったんですね。この先の彼の人生にこの出来事が影を落とさないと良いのですが。
ヴィルは、なぜマクシミリアンと離れて暮らすのでしょうか……。それは次回で……。
第22話 叔父アイザックへの応援コメント
辛すぎる〜〜〜〜好き……
作者からの返信
いつもありがとうございます。
辛いですか? お好きですか? ねえねえ?(毎回くどいかな)
まだまだこの先色々とございますのよ~。お楽しみ下さいませ。
第12話 愛しい息子、マクシミリアン*への応援コメント
戦時中じゃなければマクシミリアンの才能を活かしてあげたいですよね……
言葉悪いけど神様は優しい人から先に連れて行きますよね……
作者からの返信
いつもありがとうございます。
アッシェンバッハ家は壊滅的にお金がないんですよね。首都も物騒だし……。そして大奥様、アナタは不死身ですか?なんで腸チフスから回復すんの?
優しい人から先に、まさにそれです。
第3話 天使のような従姉妹への応援コメント
めっちゃ面白いです!
読むのが楽しすぎる!
双子の従兄弟っていいですよね……
美形ならなおさら……
作者からの返信
Xで紹介までして下さってありがとうございます。号泣です。
ヴィルヘルムとリヒャルトとエレノア……これから色々起こりそうですよね。そしてラスボス・ヒルデガルド夫人😅
この先も楽しんで頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
第26話 さよなら*への応援コメント
タグにバドエンとあったので心構えはできていましたが、そういうエンドですかー!
どうしても噛み合わない人生ってありますよね……。うぅっ、生きてほしかったです😭
作者からの返信
ありがとうございます。
はい、バドエンなんです。バドエンて書くのも大変なんだなーって今回痛感しました。
ハピエンだとこっちも楽しくウキウキしながら書けるけど、バドエンは毎回公開した後ずーーーん、ってなりますね。
ちなみにまだ何か起きたり起きなかったりするんですよ〜。また覗いて頂けると嬉しいです😇
第26話 さよなら*への応援コメント
個人的にタイトルから予想して、マルベリーの木の下でリヒャルトがエレノアを殺害→リヒャルトが一家惨殺後、彼も後を追う という展開かなと予想していたので、驚きました。
作中の
>(僕はこの時が来るのを、心のどこかで待っていたのかもしれない……)
の『この時』とはエレノアが死を選ぶ時を待っていた、という意味合いでしょうか?
作者からの返信
いつもありがとうございます。
≧ マルベリーの木の下でリヒャルトがエレノアを殺害→リヒャルトが一家惨殺後、彼も後を追う
え、そう思われてましたか?意外です。それだとさすがに違うジャンルの小説になってしまう……(汗)
私の中でこの作品は三部作の2作目という位置付けで、この後もう1作書きます(たぶん、いや、書く、うん、書きたい……)。今のところローレンスさんとエレノアさんは直接は関係してませんが、最終的に繋がる予定です(これ以上はネタバレなのでご勘弁を)。なのでアッシェンバッハ家の人が全員死ぬ結末は当初から考えてなかったですね。
あと「この時が来るのを待っていた」という表現は最適解ではなく、「この時が来ることは分かっていた」がより近いですね。失敗したな……。
リヒャルトはエレノアと罪を共有して生きていくとは決めたものの、心のどこかでそんなのは夢物語で、遅かれ早かれエレノアは死を選ぶだろうと覚悟をしていました。エレノアが救われる道はそれしかないことは分かっていたのだけど、かすかな可能性に縋りたかったんですね。
なので月詠さんのご認識は正しいと思います。
第1話 皇帝陛下はもういないへの応援コメント
はじめまして、あらすじを読んで自分好みだなと思って読み進めております。実際、めちゃめちゃ自分好みですっごく面白いです。こういうの大好き……。
それにしてもエレノアさん、世の中のインフレで明日のごはんを用意するのも一苦労だろうに、姑の世話までやらなあかんの大変ですね……。
作者からの返信
初めまして。お好みですか!ありがとうございます。
令嬢とか王太子とかのキラキラしたキャラは一切出て来ない作品ですが、続きも読んで頂けると嬉しいです。
この姑は……無理ですよね。私ならブチ切れます(汗)。
エレノアさんヒロインなのに苦労人なんです。毎回ごめんねと謝りながら書いております。
編集済
第26話 さよなら*への応援コメント
そ、そんなぁ……
秘密を2人でかかえて生きていってくれると思っていたのに……
自分もバッドエンドの物語を書く人間なのにすみません。ちゃんとタグにバッドエンドと書いてありましたね。
でも残された人々がどんな風に生きていったのか、後3話を読むのを楽しみにしています。
追伸:さっそく返信ありがとうございます。
私がバッドエンドの物語を書いた時、ヒーローをどんどん基地外にしていったので、別サイトですが、ヒーローが「気持ち悪い」という感想をもらって凹みました。でも私もバッドエンドを初志貫徹しました。その時は自分の精神状態が物語に影響されて鬱々としちゃいました。なので、私は当分バッドエンドの物語は書かないと思いますが、読み手としてはメリバもバッドエンドもありです。
リヒャルトは一生自分を責めて生きていきそうです。マクシミリアンが帰って来たのは虫の知らせだったんでしょうね。色々想像しながら、残された人々のその後を読めるのを楽しみにしています。
作者からの返信
早速読んで下さってありがとうございます。
こんな結末ですみません。私も最近までずっと迷ってたんですけど、やはり初志貫徹することにしました。
でもバッドエンドって書くのに相当エネルギーがいりますね。もう次はないかも……。
残された人々のその後はもう書き進めているので、このまま完結までお付き合い下さいませ。
追伸もありがとうございます。バッドエンドとかメリバってある意味ネジが振り切れたキャラがいないと成り立たないですよね。それを「気持ち悪い」って、それは違う気がします。
でもやっぱり初志貫徹されたのは間違ってないと思いますよ。あのメリバ作品、私には色々な意味で衝撃でしたし、インスパイアされる部分が沢山ありましたから。読み手にインパクトを与えるという意味で凄い作品だったと思ってます。
第24話 あの子にだけは*への応援コメント
お約束をきっちり回収しつつ、ここからが作者の力量が問われるところですね。
先を楽しみにします。
作者からの返信
ありがとうございます。ここを乗り越えるまでが本当に辛かったので、あとはもう勢いのみです。
結末と次作への布石はもう100%固まっていますので、思い描いたイメージ通りに表現できるよう頑張ります!
編集済
第25話 リヒャルトと呼んでくれ*への応援コメント
そのとき両脚の指は内側に曲がるんですね、、、、
私的には内側に曲がるではなく、外側に反らす方の描写が好みで、そちら派なんです。しかし、物語の内容からは『内側に曲がる(その時の感情・情動は内に向かう)』が正解ですよね。
う~ん、私もSAY!描・写の話を書きたいのですが現在の長編にはそのシーンは無しなので早く完成させて次回作でガンガンやりたいですね! オラオラッ!
【返信を受けての追記】
足の指を外向きに開くのもいいですし、背中もですね。背中がそうなれば反対のお腹がわも大きくガクンガクンと。
レヴァントさんは、ないです。身体の美しさや感情を強調する意味でら・た・いが出てくるぐらいです。
作者からの返信
月詠さんならではの細やかな視点ありがとうございます(笑)
内側、というか、足の裏側ですね。指がつりそうになりま……これ以上は自粛します。外側にそらすのは背中……?イカンイカン、乙女は清く正しく美しくです(誰が乙女じゃ)。
レヴァントさんはそういうシーンないのですか?
あら残念。美少女のあれこれを期待してたのに……(´・ω・`)
次回作で振り切って下さい!
編集済
第25話 リヒャルトと呼んでくれ*への応援コメント
今話、神回ですね! 業を背負って生きていく2人が愛し合う様が素晴らしいです。
作者からの返信
ありがとうございます……(号泣)
普段あんまりこういうシーン書かないので、すごく心配していたんです、現実味がない、って思われたらどうしようかと。
ヴィルとリヒャルトが双子の兄弟でなかったら、エレノアが幼馴染でなかったら、結果は違っていたかもしれないですよね。運命は残酷です。
第24話 あの子にだけは*への応援コメント
これで大団円と思いきや、最後のエレノアの表情に地雷が潜んでいる予感がします。次回が待ち遠しいです!
作者からの返信
いつもありがとうございます。
地雷……グフフ……。
頑張って書きます!
第24話 あの子にだけは*への応援コメント
きっちりと整合性をもって落とし処へとおさまった感じでこれは見事だと感嘆せずにいられません。が、まだ波乱がありそうな気配です……ムムム。
作者からの返信
ありがとうございます。ここまで構成するのがもう大変で大変で。ホッとしました。
まだ波乱……あるのかないのか、むふふ。
第21話 エレノアの慟哭への応援コメント
第一次世界大戦後のドイツを思わせるどん底の世界に更に押し寄せる悲劇……
キャラクターが大変なのは当然ですが、ドラマを描く方もまた大変ですよね……
作者からの返信
ありがとうございます。
正直こんなに大変だとは思っていませんでした……。
構成の段階で分かっていたことなのですが、20話以降、毎回救いのない話が続いて、書いている側もヘトヘトです。
毎回更新するのにとても時間がかかりますし、公開した直後は大袈裟でなく幽体離脱してしまってます。
でもこの大陸の恋シリーズ三部作の二番手はどうしても悲劇にしたかったので、気力を振り絞ってこれでもかとエレノアを痛めつけている感じです。ごめんねエレノア……😢
エピローグまでのプロットはもう完全に出来上がっているので、もう少し頑張ります。
よろしくお願いします🙇
第18話 ここは眩しすぎるへの応援コメント
おお……
そう来ましたか……
タグのバッドエンドはここにつながるのかしら
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい、ここから加速度的に……ムフフ。
おっといけない、続きは作品にて!
第23話 二つの愛、一つの願いへの応援コメント
お疲れさまでした。
感情のひとつひとつと事実の説明の両立が必要で、これは相当に大変だっただろうなと感じました。
各個人の感情の吐露が、三人の(冷静かどうかはわかりませんが)緻密厳密な自己分析によってなされていると推測しますので、、作品作りが「キャラクターに憑依して感受する演者型」ではなく「監督としてカメラを回す」割合のほうが多い碓氷シモンさんにとってはおっしゃるように
伝えたいことははっきりしているが、煮詰まったりディティールの部分で大変だったというのがよくわかります。
頭を空にして読んだ物語の率直な感想としては「ヴィルがしたたかだった」というものと、「これ(この運命)はどうしようもないよな」というものです。
ただ、ヴィルの求婚の言葉がどうしようもない感情の吐露なのか?それとも「こういう言葉を用いればエレノアを手にすることが出来る」と計算された作戦的なものなのか?が気になるというか、どちらが作者さんの意図したものか?が読めませんでした。
それとも判断は読者に委ねるというものなのか?そこが気になります。
私の場合、何も考えずに読むと後者のほう頭脳的作戦に読み取れます、これはあくまで私の場合です。
そう読み取った理由も今後の参考になるかもしれませんので書いておきます。
・ヴィルの幼少期~少年期の描写から激しく熱い感情を出すタイプではないように捉えていた。
・今作の登場人物三人の知的行動能力や計画的行動能力が高いため、言葉ひとつにしても考えがあった上での発言と読み取ってしまう
・もしどうしようもない感情の吐露なら、例えば雨嵐のなかでそういう言葉を叫んだとか何らかのシチュエーション的な工夫があるかなと予想
というのが何も考えずに読んだ際に、無意識的に考えていた私の思考を掘り起こした答えになります。
今回23話は深く重い、そして人間のどうしようもない部分が入っていて最後は息子マクシミリアンまで話に含まれたものですので、ここを表現するのは塗炭の思いであったろうと推測します。
物語の余韻も
私自身の創作のヒントとしても大変に重みと厚みのある回であったと思います。
ありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます。
昨夜、公開してからずっと幽体離脱しておりました。それぐらい疲れました。
今回は、創作活動を開始してから一番大変な回でした。
山の麓の登山口に立って見上げると頂きは晴天でくっきりと見えているのに、途中の登山ルートには雲がかかって道筋が全く読めない、そんな感じでした。
今作はヴィル、リヒャルト、エレノアの3人が主人公だと考えていて、誰か1人だけに突出してスポットが当たってしまうことは避けたいと思いました。
特に今回は、3人の力関係があくまで正三角形の頂点の一つづつを形作るようにしたかったのです。
それぞれがそれぞれの言葉を語り、ぶつかり合って真実が明らかになってゆく。そこの構成と切り替えがとても大変でした。
映画で言うところのカメラワーク、になるのでしょうか。
ヴィルが何を思っていたか、に関しては、意見が別れるところだと思います。
実は当初はヴィルは腹黒で、そのせいでリヒャルトに殺されてしまう設定でした。
優秀な弟に劣等感を募らせた兄が最後に捨て身の反撃に出る、的な内容です。
「今まで何をやってもお前には勝てなかったけど、お前の愛する女だけは俺が手に入れてやった、ざまあみろ」
こういうことを言って、逆上したリヒャルトに殺されてしまう予定でした。
でも書き進むに従って、なんか違う、と思い始めまして。それだとヴィルのキャラクターが立ってこない気がしたんですよね。物静かで何を考えているか分からなくて、周りから(弟からさえも)どこか見下されている存在。それで最終的に『とことん優しいけれど、それが時として無自覚に周りの人間を傷つける』という人物像に辿り着きました。
なのでヴィルがエレノアと結婚するくだりのところは単にヴィルって可哀想な人だよね、と思いながら書いていたのですが、「したたか」という印象にも取れるのですね。意外でした。月詠さんの感性に脱帽です。
本当はその「したたかさ」も含めてヴィルの人間性をもっと煮詰めて煮詰めて表現できると読者としては腹落ちするのでしょうが、残念ながら今の私にはそこまでの創造力と表現力がついてきません。なので、もうここに関しては読み手側に委ねようと思っています。無責任かもしれませんが、ヴィルとリヒャルトのどちらに共感できるか、それも含めて楽しんで下さい、と。
とにかく、最大の壁は越えることができました。あとは終幕に向かって突き進むのみです。
今後も応援して頂ければ幸甚です。よろしくお願いします。
編集済
第23話 二つの愛、一つの願いへの応援コメント
ここでエレノアの爆弾発言が! 何となくマクシミリアンはリヒャルトの子だったりしてと想像してました。ヴィルは承知で結婚したんでしょうか。
強い人だから、自分なしで生きていけるだろうと、愛する人から言われるのはリヒャルトも辛かっただろうな。強い人にだって愛は必要なのに。
ヴィルの辛かった状況は分かったけど、愛してくれなくても、同情でも憐れみでも何でもいいから共に生きたいって、最初はそれで満足できても、やっぱり自分が情けなくなったり、愛が欲しい、って思っちゃいそうです。でもヴィルはそうなる前に出征したのが不幸中の幸いだったんでしょうか。戻れなかったのは不幸ですけど……
エレノアは殺人を犯してしまったリヒャルトでも怖いとは思わず、許せたのですね。リヒャルトにとってはそれと子供のことがこれからの人生の救いになるのでしょうか。
PS.リヒャルトに恋した時のような激しい感情ではなくとも、エレノアはヴィルに対して穏やかな愛情を持っていたんだろうなと感じ取れました。プロポーズを受けた時点で同情だけじゃなくてそういう感情があったと私にも思えました。
作者からの返信
いつもありがとうございます。
ついに言ってしまいましたエレノアさん……
今リヒャルトはヴィルになっているので、表向きはリヒャルトが死んだことになっているんですよね。マクシミリアンにとってはヴィルが父親でリヒャルトは叔父さんだから問題ないかもしれないけれど、リヒャルトにとってはどうなんでしょうか。ヴィルの姿を借りてしか息子を愛せない、自分で選んだとはいえ、難しい立場になってしまいましたね。
ヴィルは幸せだったのか、は、個人的には幸せだったと思いたいです。作者がこんなこと言っていいのか分からないですけど💦エレノア自身、ヴィルのことは決して嫌いではなかったし、仰る通り哀れみや同情では結婚生活は続かなかったでしょうから。リヒャルトに対する愛情のように激しいものではないけれど、ヴィルのプロポーズを受けた時点でエレノアは肚を決めていた、そう思って書いてます。でもここは意見が別れるところかもしれませんね。
つくづく、リヒャルトがヴィルになって帰ろうなんて馬鹿なことを考えなければ結果は違っていたのかもしれないなあと思うと、この先の二人+マクシミリアンがどうなっていくのか、不安です。
第22話 叔父アイザックへの応援コメント
父を見捨てなかったから、エレノアはヴィルに絆されて結婚したってことなんでしょうか。それでもリヒャルトは、納得できないだろうな。父を助けてもらったことと、リヒャルトを捨ててヴィルと結婚するのは別だと思うんですが、まだ心変わりの理由は他にもあるんでしょうか。
作者からの返信
絆されて、というのはゼロではないと思いますが、それだけでリヒャルトを捨てて、というのはちょっと……ですよね。
ここ、最初は1話でまとめる予定だったんですが思いがけず長くなってしまったので、次に続きます。
第21話 エレノアの慟哭への応援コメント
なんと! リヒャルトはヴィルを殺してしまったのか……エレノアにしてみれば、ヴィルが戦争を生き抜いてせっかくもうすぐ会えるはずだったのにもう2度と会えないって辛いですね。夫として一緒に生活している人間が夫を殺した犯人だったとは……知ってしまったからには、もう2人は夫婦の振りをできないだろうな。
でもヴィルもエレノアの元恋人の兄弟に言うには残酷過ぎる言葉をかけたと思います。だからと言って殺されていいわけではありませんが。
私が伏線を忘れちゃってるのかもしれませんが、『あの時何があったのか』の「あの時」とはいつのことでしょう? それがエレノアがリヒャルトを捨ててヴィルを選んだきっかけになったのでしょうか。
作者からの返信
いつもありがとうございます。
最悪の結果になってしまいましたね。エレノアはヴィルじゃなくリヒャルトだということには気づいていましたが、まさか弟が兄を殺してなりすましていたというのは辛すぎるでしょう。どちらもエレノアにとっては大事な人だから尚更。
『あの時』というのは、エレノアが突然ヴィルと結婚した時のことです。リヒャルトも単なる心変わりではなく、何か理由があったんだろうとはずっと思っていたのですね。
編集済
第21話 エレノアの慟哭への応援コメント
>>『僕はエレノアがいたから、何としても生きて帰ろうと思えたんだ。リヒャルト、お前も早くそういう人と巡り会って、幸せになってくれよ。愛してくれる人がいる人生はいいもんだ』
このセリフをリヒャルトの立場で聞くのは辛い。私自身も、似たようなシチュエーションを人生で何度か経験しているので。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私自身もこのセリフを書くのは辛かったですし、入れようかどうしようか迷いました。
ヴィルには悪気はないのです。
でもリヒャルトにとっては、これほど言われたくない言葉はないのですよね。
人生って難しいです。
編集済
第20話 終わりの始まりへの応援コメント
双子でも嫌いな食べ物は知らなかったんですね。
ヴィルは戦死ですかね😢このままリヒャルトはヴィルとして生きていくのでしょうか。
PS. すみません、ネタバレさせちゃいましたね🙇疑問に思ったことを反射的に書いちゃっているので、回答がネタバレになると思われたら、次からはスルーしてくださって大丈夫です。
エブリスタのジャンル別1位になってたのを見ました!ありがとうございます!本棚に入ってるのが50もいかないのに1位とれたので、ミステリー部門は狙い目ですね。
PS.2:しつこく追記すみません。肝心な事(?)を書き忘れてました!
> 抱かれれば分かるわ、夫婦ですもの
これってリヒャルト、ガーン😱ですよね。自分の愛する女性が他の男、それも兄弟に抱かれてた想像なんてしたくない……って言うか、見ちゃってますもんね。
あとは、どっちが良かったのかとか(爆)ショックでそんな下世話な事、考える余裕はリヒャルトにはなかったでしょうね。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
ヴィルとリヒャルトは双子の兄弟ですがもうかなり長い時間会っていないので、食べ物の好みが違ってきてしまったんですね。エレノアズルい……😖
ネタバレかもですが、リヒャルトはヴィルとして生きていくしか道がないと思います。それは自分で選んだのか、それとも否応なしにそうなってしまったのか……。どちらにしても辛いですね。
あとエブリスタのジャンル別ランキング確認されました?やりましたね!
PS.いえいえ、ネタバレほどでもないので大丈夫です。ていうかいつも指摘が鋭すぎて怖い……😅恐れ入ります。
第20話 終わりの始まりへの応援コメント
予想通り最新話まで通して読んでしまいました。
このような形の作品というのは初めて読みましたので、なんというか胸に灰色の空間が開くような読後感です。
物語を通した文体や表現が非常に男性的であり、今まで読んだ作品とはかなり異質な内容でした。
「エレノア」も「リヒャルト」も「ヴィルヘルム」(敬称略)も「時代背景」も同じ質量で作者さんの投影(自身に重ねる)のように感じました、違ったらすみません。
まだ完結していないのですが感想としましては、作者さんと向き合っているような読書になりました。
つまり作者は物語の全体のなかで何を重要なエピソードとして書き、何を不要なエピソードとして外すのか? そこに作者が何をより大事に(もしくは上位として)考えているのかが読み取れてきます。
作者さんの他の作品にも感じられるのですが、(碓氷シモンさんの作品は)作者さんの全ての面を均等に押し出した作品ではないということです。
*そのあたり私は自分の全ての面を均等ではないですが、作品に押し出しているように思います。
女性的な面がより前面に押し出された作品(溺愛もの)、男性的な面がより前面に押し出された作品(今作)、人間に注ぐべき愛が前面に押し出された作品(アランさんの短編)、
作品のひとつひとつが氷山の一角でありながらも水面下の巨大な体積にささえられているものがあり、奥の深さや裏側や厚みを感じさせるつくりになっているのだなと今作でつながったような気がします。
つまりひとつの作品を読んだだけでは碓氷シモンさんは分からない。それだけ複雑な方だと感じ入りました。
男性性と女性性の二面と熱い刃のようなエネルギーを抱えた作者さんと向き合っているような読書時間でした。
作者からの返信
えっと……まず、一気読みありがとうございます。かなり驚いております。
あとネタバレになりますがこの作品は100%悲劇なので、もし読後感が良くなかったら申し訳ありません。
月詠さんのご考察はだいたい当たってます。自分の中に男性的なところが過分にあるというのはもうかなり以前から自覚しています(私のことを男性だと思ってらっしゃいましたものね)。やっぱり出てしまうのですね。
たぶんですが、遺伝子とか染色体とか脳細胞レベルで調べたら私は男性なんだと思います。
それから、作品の一つ一つが氷山の一角、というご指摘は、振れ幅が大きいと解釈させて頂きました。その評価は、正直とても嬉しいです。褒め言葉と受け取らせて頂きます。
以前、頭の中で常に映画を撮っているという喩えをさせて頂きましたが、それって常に第三者目線、監督の立場なんです。感情移入はするけれど没頭はしない、とでも言えばいいでしょうか。マルチタスクというのが近いかな。それは表現者の端くれとしての引き出しの多さに繋がっていくのではないかと思っているので、これからもその姿勢は崩さずにいたいと思っています。
私は月詠さんの作品の強烈な個性もとても好きですよ。どこを切っても月詠さん、的な。あのパワーとパッションとご自分の作品への愛は唯一無二です。私にしか書けないもの、月詠さんにしか書けないもの、どれにも魅力があります。今それをリアルタイムで読めて、私は幸せです。
どうかこれからも、作品を通して存分に碓氷シモンという人間に向かい合ってやって下さい(変な意味でなく)。
できれば完結までお付き合い頂いて、またその時点での感想など頂ければ幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
長文失礼いたしました。
第4話 血よりも赤く、蜜よりも甘いへの応援コメント
いいですね……マルベリーの木の下で。
リキュールの味は、甘く熱いのでしょうか。
作者からの返信
気に入って頂けたようで嬉しいです。
マルベリーのリキュールというものが実在するのか分からないのですが、きっとカシスとかフランボワーズのリキュールみたいな感じでしょうね。
子供の頃住んでいた山奥の田舎に桑の木があったので、実は食べたことがあります。
あと余談ですが、この第4話だけなぜかPVが桁違いに多いんですよ。不思議です。皆さんどうやってピンポイントに辿り着くんでしょうね。
プロローグへの応援コメント
おはようございます。
「筆頭侍女ジュディス 〜縁は異なもの味なもの〜」が最新話まで来てしまったので、こちらを読みにきてみました。
目次などを見ましたら、、、、私好みのお話かもしれません。
ちょとビックリしたのが、エレノアさんという名前は私の気に入っている名前のひとつです。
現在制作中のリメイク長編にもセリーナ・レイノアという女性が出てきまして、この女性の名前が「エレノア」をもじってつけた名前です。
何か、一気読みしそうで怖いのですが今日から読みスタートです。
作者からの返信
おはようございます。コメントありがとうございます😊
月詠さんこういう路線お好きだったんですか🤗嬉しいです。
前作とは180°違いますので、またご意見聞かせて下さい。
エレノアという名前は私も好きで、いつか使いたいと思ってたので、ちょっと今回のキャラには思い入れがあったりします。
リメイクの進捗状況も気になりますので、たまにはちょっとだけでもネタ小出しして頂けるとうれしいなあ、なんて(プレッシャーではないですよ、あくまで願望ですw)
今後ともよろしくお願いします❗️
第4話 血よりも赤く、蜜よりも甘いへの応援コメント
企画に参加頂きありがとうございました!
この物語を読んで、リヒャルトとヴィルヘルムの対照的な性格や、家族の期待と個人の夢の狭間での葛藤に深く感銘を受けました。
リヒャルトの夢を追いかける姿勢とエレノアとの約束が非常に心に残ります。彼の決断とその情熱は素晴らしく、家族や領地に対する責任とのバランスが巧みに描かれていますよね!
ヴィルヘルムの静かな強さや内面的な葛藤も非常に興味深く、物語全体が深い感情を呼び起こします。このようにキャラクターの複雑な感情と選択が描かれている作品は、読む者に大きな余韻を残し、とても良いと思いました。
「初めての口づけは甘く、二人の唇は紅く染まった。」この表現は特にいいの感じました!
作者からの返信
丁寧に読んで下さり、また過分なコメントありがとうございます。
一見対照的なリヒャルトとヴィルヘルム、その双方の根底にある感情を読み取って頂けて嬉しいです。そして血の繋がらない従姉妹エレノア……この三人が世界大戦という悲惨な時代に翻弄されていく様をこれから結末に向かって書き進めていきたいと思っています。
最近他の作品にかまけていて少し遠ざかってしまっていましたが、頂いたコメントでモチベーションが復活しました。
改めてお礼申し上げます。
またお時間のある時にでも遊びに来て頂ければ幸いです。
第7話 クリスマスまでには帰れるへの応援コメント
サラエボ事件からの、西部戦線異常なし、ですね。
何重にも張り巡らせた、平和を維持するための相互同盟が、落ちモノゲームの連鎖なみに火を吹いたのは、本当に歴史の皮肉です……!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい、舞台は架空の大陸ですが、第一次世界大戦のドイツを念頭に置いて描いています。
バルカン半島は現在に至るまで苦難の歴史を辿っていますね……
興味を持って頂けて嬉しいです。
編集済
第17話 何故なの*への応援コメント
ヴィル(?)が途中で萎えちゃうのは、本当に後遺症のせいなのでしょうか。もしかしてリヒャルトがヴィルを偽装していたとしたら、心理的な原因かもしれないですよね。その辺がとても気になります。
作者からの返信
ですよね。もしヴィルの振りをしたリヒャルトだとしても、二人とも戦争という極限状態を経験しているので、萎えちゃう理由っていくらでもあると思うんですよね。敵を殺したことに対するトラウマとかPTSDとか……今のところヴィルは怪我のせいだと言ってますが、本人でも認識できていない何かがあるのかもしれません。
ただどちらにしても、毎日それが続くというのはエレノアにとっては地味に嫌だと思います。
編集済
第14話 主よ、人の望みの喜びよへの応援コメント
エレノアでもヴィルとリヒャリトを区別できないほど似てるんですね。体を見られるとどっちか分かってしまう傷跡とかあざ、ホクロとかあるんでしょうか。まさかリヒャリトがヴィルになりすましているのかな?すごく続きが気になります!
作者からの返信
早速のコメントありがとうございます!
はい、知らない人だと見分けがつかないくらいそっくりです。帰って来た日は大雨の真夜中で暗かったですし。ただリヒャルトは大戦前はガタイが良かったはずなのでそこはヴィルと違うと思うんですよね。。。でもなー怪我してるし、ムニャムニャ。。。
という諸々含め、これからエレノアはどうなっていくのか、今色々と試行錯誤しているところでございます。どうぞお付き合い下さいませ。
第9話 魂を灼かれて*への応援コメント
どっちの子供なんでしょうね。
エレノアはどうして心変わりしてヴィルと結婚したのかな?それとも心変わりはしてなかったけど、結婚せざるを得なくなったのかな?どちらにしてもヴィルとの夫婦仲は良好のようでしたが。色々謎めいていて続きが気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。読んで下さって嬉しいです。
どっちの子供……なんでしょうねえ。なんと言っても相手が同じ顔ですから。エレノア自身は分かっているような気もするような、しないような……?
ヴィルとの結婚生活もわずか2年足らずなので、せめてその間だけでもお互い幸せだったと思いたいです。そのあたりもこれから描いていこうと思ってますので、今後ともお付き合い下さいませ。
第1話 皇帝陛下はもういないへの応援コメント
自主企画へのご参加ありがとうございます。
>杖で打つドンドン
床はカーペットだと思うので杖で打ってドンドンでもいい気はしますが、全体的に擬音がそぐわない文章なのでせっかくなら何か工夫したいですね。神経質とか苛立ちとかネガティブな言葉でしょうか。
あと?のあとは です。
突っ立っているつもりなの? 早く
ですね。
こんなところでいかがでしょうか。
作者からの返信
早速のコメントありがとうございます。
擬音がそぐわない……なるほど、そういう視点はありませんでした。というのも床にカーペットが敷かれているという前提で書いていなかったので、ああ、そういう印象で読まれることもあるのだなと目から鱗が落ちたような気分でおります。
大奥様の我儘っぷりと病的なイライラの表現がこの作品の大きなキーポイントになると考えていますので、もっと臨場感溢れる表現方法がないか考えてみます。
あと「? 」のご指摘もありがとうございました。早速修正します。
また機会がありましたら是非忌憚のないアドバイスを頂けますと幸いです。
エピローグへの応援コメント
終盤から、ここで止めては読後感が削がれると思い、一気に読んでしまいました。ありがとうございました。
拙いですがレビューを書かせていただきました。コメント欄の素晴らしい感想を見ていると、感情を言葉にするのが苦手だなと、つくづく思いますが、感謝の気持ちだけでも受け取っていただければ幸いです。
作者からの返信
こちらこそ最後まで読んで下さり、素敵なレビューまで頂戴しましてありがとうございました。
私も実は他の作家さんの作品の感想を書くのが苦手です。ああ面白かった……!という余韻に浸ってしまって他の言葉が出てきません。でもせっかくカクヨムという書き手同士で交流できる場に身を置いていますので、皆さんの感想やレビューを読んで勉強させて頂こうと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。