恐怖が乾き去ったあとには、かなしみだけが夜雨に打たれて

呪い。それは怒りと憎しみから立ちのぼる人の業。
しかしそれらも、人の心より生ずるものなら、その暗い背景には、何か弱くかなしいものが、きっと雨に打たれて立ち尽くしているのでしょう。
それらは、何処へ去ってゆくのか。ぜひお見届けください。