七不思議を巡る、おかしな☆スタンプラリー!
- ★★★ Excellent!!!
七不思議を順番にめぐると、最後の不思議「大階段踊り場の鏡」に知らない自分の姿が映る――――。
そんな噂を確かめるべく、結菜は幼なじみの夏希とともに夜の学校へ忍び込む。そこで待っていたのは、一風変わったおばけたち。
第一村人ならぬ、七不思議のひとりである二宮金次郎(ブロンズ像)いわく、
「七不思議の謎を解けばスタンプがもらえる。順番に六つスタンプを集めて大階段の鏡のところへ持って行くと、君の知らない君自身が映し出されるんだ」
つまり、ふたりに課せられたミッションは、七不思議の謎を解き、スタンプを集めること!
個性豊かな七不思議たちとの出会いは、ふたりの"想い"を確かなものにするきっかけをくれた。
大階段の鏡は、ふたりの望む結果を見せてくれたのか。それともただの噂なのか。真夏の夜の大冒険が始まる!
この作品は、児童向け小説のコンテストに相応しい、ただの面白い小説に留まらない、学べる小説。子供だけでなく大人も楽しく読めるお話です。
お子様がいる家庭であれば、お母さんお父さんと一緒に読んで学ぶ、そんな作品ではないかと思います。
話数もちょうどよく、夏休みの読書にぴったりですよ〜(*˘︶˘*).。.:*♡