応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • お家に帰ろうへの応援コメント

    退院おめでとうございます。

    仕事を持つ社会人が、仕事を休んで病院に行く、というのはなかなか難しい、というのはとてもよく理解できます。止むを得ない事情でER(Emergency Room:救急外来)を利用することについては、ER担当医は特に何とも思いません。命にかかわる状態でERに来られ、初期評価、初期治療を行ない、患者さんの状態を安定させて入院してもらう、ということができたときには、本当に「役に立てて良かった」と満足感と充実感に包まれます。

    ERを担当する医師やスタッフが「うんざり」するのは、「普通の診察時間は混んでいるから、この時間に来た」という患者さんや、「コンビニ」を使うような感覚でERを利用する患者さんです。

    今回の病状であれば、あのタイミングで救急外来に来てもらえてよかったと思います。さらに遅れて、命を落としていれば本当に最悪です。

    具合が悪いとき、ただ事ではないと感じたときは、遠慮せずにERを使ってください。それは恥じることではない、とお伝えいたします。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    救急外来の利用について、実際に現場に携わる方としての意見や想い、
    貴重な視点を頂きまして感謝いたします。
    そういって頂けると、結果的に、私の場合はERに頼ってよかったのでしょう。
    命拾いしました。


    私の理解の至らない点を補完して頂き、また医師からの視点、意見、想いについて、
    一連の貴重なコメント、本当に感謝いたします。
    ありがとうございました。

  • 心臓のカテーテル検査への応援コメント

    検査、お疲れさまでした。

    心臓を栄養する「冠動脈」の検査だけなら、首からのカテーテルは挿入しないので、おそらく、「Swan-Gantzカテーテル」を首から挿入して右心系(右心房、右心室、肺動脈、肺動脈楔入圧(=左心房圧)を、動脈からのカテーテルでは、冠動脈の血管造影、左室造影をされたのだと思います。徹底的に検査をされたものと推測いたします。

    私自身も研修医時代に、これらの検査の修業を受けました。右心系の検査では合併症はめったにないのですが、左心系の検査ではごく稀ですが命にかかわる合併症が起きることがあります。

    私の修業中には、そのようなトラブルを経験することはなかったのですが、循環器内科研修を終えて1週間ほどたったある日、ERから心筋梗塞の患者さんを「緊急カテーテル」という形でカテ室に搬入しました。ERも少し余裕があったので、指導医と、同期で行なっているカテーテル検査を見ていたところ、患者さんが急に心停止されました。

    カテ中の心停止はしばしばあり、カテ室には常に人工心肺がスタンバイしています。私は大急ぎでカテ室に飛び込み、患者さんに心臓マッサージを行ない、指導医と同期で大急ぎで人工心肺に患者さんをつなぎました。その後、検査、処置を継続し、患者さんは元気に退院されましたが、懸命に心臓マッサージをしたことを覚えています。

    作者からの返信

    医療現場に実際に携わっていらっしゃる経験からのコメント、本当にありがとうございます。
    今回のカテーテル検査の真意が、より明確になりました。
    なんというか、この作品を重厚に補完して頂いていて、恐縮しつつ感謝です。

    合併症、そして検査中の心停止、実際にあるのですね。
    腑に落ちました。
    患者様が無事退院されてよかったです。

  • 誕生日には検査をどうぞへの応援コメント

    両手両足に血圧計をつける検査では、2つのことがわかります。一つは、心臓から届く脈波の速さを計算して、その速度から血管の硬さ(硬い方が波が速く伝わる)、すなわち動脈硬化の程度を「おおよそ」推定できます。

    もう一つは、おっしゃる通り、手で測る血圧よりも足で測る血圧の方が正常では高めなので、手と足の血圧の比(ABIと言います)は正常では1.1程度です。これが0.9とか0.8などに落ちていると、足の血管の動脈硬化が進んでいるのではないか?(手よりも足の方が心臓から離れているので、動脈硬化の影響を受けやすい)ということがわかります。

    どちらも結局は、「動脈硬化」を見ている検査になります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    というか、血圧検査に関する私の理解の至らない部分を訂正・フォローして頂きまして、恐縮です。
    動脈硬化を見ている検査だったんですね!勉強になりました。
    読んでいる方達への誤解がないように、近いうちに本文を修正したいと思います。

  • 運動したいへの応援コメント

    心不全の回復期は、背景にもよりますが、心電図を付けながら運動負荷をかけていく「心臓リハビリ」を行なっている病院も多いです。

    鹿児島県は温泉で有名ですが、鹿児島大学医学部の「リハビリテーション医学講座」「循環器内科学講座」では、心不全に対する「温泉療法」なども行なっていました。学術的なエビデンスもある回復期の治療法です。

    作者からの返信

    回復期に運動負荷をかける療法もあるのですね。
    温泉療法!
    すごく良さそう、というか可能ならやってみたかったです。
    体調が良くなってくると、自然と体を動かしたくなってきます。
    自分の体に問いかけながら、無理のない範囲のつもりで、できる運動をしておりました。

  • どんどん出てくるよ!への応援コメント

    利尿剤、劇的に効きます。健康な人が使うと、1錠でトイレのそばから離れられなくなります。

    健康な腎臓では、1分間に150mlほどの血液をろ過しているので、1日に216Lの「原尿」が作られます。その中から必要なものを再吸収して、1.5L/日の尿になります。

    およそ140倍に濃縮されている計算になりますが、利尿剤はその「濃縮」のメカニズムを「少しだけ」弱めます。

    少しだけ弱めても、もともとは200L/日程度のものなので、本当に蛇口のように尿が出ていきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    濾過する量を増やしてるのかと思ってましたが、
    薬の効果は、再吸収するのを少しだけ弱めるという事だったんですね。
    詳しい説明、感謝です!

  • 病状と治療方針への応援コメント

    おぉっ!かっこよく、力強い決意の言葉だと思います。

    20年もこの仕事をしていると、医学の限界を超えて、なすすべもなく亡くなっていくのを、黙ってみていくしかない、という状況も何度も経験しているので、「絶対」なんて言葉は恐ろしくて使えなくなります。

    ベテランの医者が、「断言」せず、「中途半端」な物言いになってしまうのは、「なすすべなく、亡くなっていってしまう患者さんをただ見ているしかない」という経験をしているからだろうと思います。もちろん、私もたぶん、奥歯にものが挟まったような言い方をしているのだろう、と思います。

    作者からの返信

    貴重なお話、打ち明けて下さって感謝いたします。深いです。
    そのような思いを抱えながらも、たくさんの患者様に向き合って、必要な助けをしてくれている事自体に、感謝です。

  • 大洪水への応援コメント

    なるほど!医療従事者であれば、「心臓食」と書いてあれば、心臓病の方の食事、と無意識に考えてしまいますが、おっしゃる通り、「心臓の料理」と解することもできますね。目からウロコでした!

    最近の内科病棟は高齢者が多いので、ある程度元気な方が入院されると困ることもあるでしょうね。

    作者からの返信

    最初見た時、ちょっとびっくりしたのでネタにしてしまいました。患者向けというよりは、配膳の際の確認用として、医療従事者向けの情報なのでしょうね。

    私の同室の方々は、ご高齢でも受け答えがしっかりしてる方達ばかりでしたので、大きなトラブルは無かったです。

  • 監視装置?への応援コメント

    急性心不全、あるいはうっ血性心不全急性増悪(慢性の心不全が急に悪くなった状態)で、利尿剤を使うときには、私は尿道から膀胱にカテーテル(管)を留置して、自分で排尿しなくても尿が流れ出すようにしています。これは、「安静」を保つため(おしっこの度に立ち上がることになれば、「安静」とは言い難い)と、身体を動かすときに点滴の針が動き、点滴が漏れてしまうのを防ぐため、そして、看護師さんの「尿量測定」をしやすくするため、という意味があります。

    管が入っているのは「気持ち悪いだろう」と思いますが、「頻繁におしっこのために立ち上がらなければならない」よりは「楽かな?」と思ってます。

    大きい方は、しょうがないと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。そういう方法もあるのですね。ご指摘のメリット、なるほど。

    私の場合は、立ち上がったり、ゆっくり歩くのは苦しくなかったので、カテーテル無しでもいいだろうと判断されたのかもしれませんね。

  • 入院するの?死ぬの?への応援コメント

    医者の共通テンプレートがあるわけではありませんが、「これを帰すと死ぬな」という状態はわかります。

    脅しで「死にますよ」というときは、2,3度拒否すれば「しょうがないですね」と折れますが、本当に「このまま帰したら死ぬ」と思っているときは必死で引き止めます。ERなどで仕事をしていると、暖かかった患者さんの身体がどんどん冷たくなっていくことを実感として、知っています。「医者」である前に、「一人の人間」として、そんな状況にはなってほしくないのです。

    医者が必死で「やめろ」と言っていることは、絶対にやめた方が無難だと思います。

    作者からの返信

    医療に携わっていらっしゃる方の貴重なお話、本当にありがとうございます。
    そうなのですね。失礼しました。すみません。

    私の場合も、医師の先生方が本気で心配してくださって引き止めているのが、心で伝わってきました。一人の人間として、それはありがたい事でした。

  • そして緊急入院へへの応援コメント

    心不全や喘息重積発作などで、「息苦しくて横になれない」という状態を「起坐呼吸」と言います。起坐呼吸のある人を、無理に横にしてしまうと、最悪心肺停止になることもある(実際に見たことがあります)ので、この時点での胸部の評価は、立位の胸部単純レントゲン2方向(普通の正面からと、横を向いて、の2方向を撮影する)でもよいのかなぁ、と思ったりします。CT、さぞ苦しかったことと思います。

    作者からの返信

    起坐呼吸、まさしくその状態でした。なので、安眠ができずに過ごしていたのも、さらに病状を悪化させていたのだろうと、今思います。

  • こんな症状でしたへの応援コメント

    かなり息苦しかったことと推察いたします。

    よく我慢されましたね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    一連のお言葉から推察するに、医師の方でしょうか。
    お仕事とはいえ、本当に感謝申し上げます。

    息苦しくて、横になって眠れず、やはり座って呼吸を整えたり、上体が上がるように布団を重ねたりして、なんとか呼吸を確保して寝てました。
    我慢しすぎでしたね。

  • お家に帰ろうへの応援コメント

    入院生活お疲れ様でした。
    私の場合は退院したらコーヒーが飲みたいですね。
    チョコレートに関しては、血糖値が余り上がらないらしいカカオ70%チョコで我慢することになりそうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    美味しいコーヒーが飲めますように、願っております。
    あと少しですかね。退院しても、まだまだ私も闘いが続くと思いますが、
    お互い頑張りましょう。

  • 運動したいへの応援コメント

    廊下をうろうろするのもはばかられるので運動が難しいですよね。

    作者からの返信

    そうなんですよね。
    身体が元気になってくると、運動したくなりますよね。
    でもなかなか環境が。すごく共感します。


  • 編集済

    入院するの?死ぬの?への応援コメント

    帰ったら死にますの下りほぼ同じでしたね。
    せめて着替えとか伝言をーーと。
    特に病院まで自力で来ていたのもあるのですけど。

    作者からの返信

    似てましたね、あのくだり。
    患者を説得する為の、お医者の共通テンプレが裏にはあるのかも?

    自分も自力で来てたので結構、理不尽さを感じましたが、後から自分でも色々調べて、正しい判断だったんだろうなと感じました。

  • お家に帰ろうへの応援コメント

    コメント失礼します。
    退院おめでとうございます😭

    まずはお体を労りつつ、ワンちゃんとの時間を楽しみつつ、てりやきマックも味わってください!
    私の住んでいるところではてりやきマックはないので羨ましいですぞ〜😆

    優先事項が明確になってくる、とても共感しました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。励みになります。
    てりやきマックが、いつになく美味しく感じました。
    優先事項は人それぞれだけど、自分がまだ選ぶ事ができるのが、ありがたい事なのだと感じました。

  • 心臓のカテーテル検査への応援コメント

    コメント失礼します。
    予感どおり、これは大変な検査でしたね💦
    特に首に局所麻酔を打たれる箇所は、読んでいても「これは痛い」と思わず声が出てしまいました。

    検査、無事に終わって何よりです。お疲れ様でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    貴重な経験でしたが、今後できればあまりやりたくない検査でした。
    無事に終わって、本当にほっとしました。ありがとうございます。