あとがき

あとがき

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

まずは深く、感謝をお伝えいたします。


余韻を持たせようとあとがきを書かずに終わろうかとも思っていたのですが、それも寂しい気がしたので書くことにしました。


ここからは思いつくまま、少しだけお話ししたいと思います。



……実は、本作はこんなにバトルする話になる予定ではありませんでした。もう、本当に気楽に書く作品にしようかと思っていまして……アイテム屋のルウィンが秘蔵アイテムで何でも解決……のような。


はい、結果としてはまったく気楽な作品になりませんでした。『氷室の水禍』については全て(3万字ほど)書き直してから投稿しましたし、『マンドレイクの春』に至っては1対10(一応)という非常に過酷(作者にとって)な展開となってしまいました。


とまあ色々と大変なお話でしたが、やはり敵も含めて登場人物が本気で頑張るのっていいなと、改めて思います。そもそも、彼らが生きるために手を抜く理由は存在しませんから。もちろん多くの作品のストーリー展開は作者が考えるわけですが、必ずしも作者の思惑通りにならないのが物語の面白いところです。


本作を書いている最中、ルウィンたちが「それは違う」と言わんばかりに作者にとって想定外な動きをすることがありました。「おお!」と感心することもあれば、「えぇ……」と呆れたりしたものです(呆れる方は主に熱々エルフたちです)。


作者としては、自由かつ必死に生きるルウィンたちの冒険を見守ることができて本当によかったです。読者であるあなた様におかれましても、そうであれば幸いです。



さて、ここまでお読みいただけたということは、面白いと思っていただけたのかな? と思いつつも、筆者としてはもっと面白い作品を作らなければとも思っております。


もし感想等いただけましたら、良かった点、改善してほしい点、気に入ったキャラクター等、もろもろ今後の作品作りに役立たせていただきますので、よろしければお待ちしております。


続編の構想もあるのですが、ひとまず小説1巻分を書き切ったのでいったん完結とさせていただきます。


改めて、ここまでお読みいただきありがとうございました!

次なる物語でお会いしましょう!

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魔よけの加護でダンジョンも余裕な俺ですが、英雄たちと冒険してもいいでしょうか。 杉戸 雪人 @yukisugitahito

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