なんでもない話
見えていた大きな四角の建物。
近くで見ると其の迫力が分かる。
入口らしき所に沢山のプレイヤーが集まってたので横にいた魔法使い風の格好の女性にここはなんなのか聞いてみる。
ん?この建物?あぁ、初心者さんか、ここはね戦闘ギルドだよ。
戦闘ギルド?
戦闘ギルドはねぇ、簡単に言うと戦闘系のクエストを受けたりするとこだね。
戦闘ギルドだと戦闘系のスキルが成長しやすくなったりするらしいよ。
私は見た通り風魔法使いだから入ってないんだけどねー。
そう言って持ってた杖の先から風の玉を作り出してほら、風魔法とやってくれる魔法使いさん
おぉ、かっこいい
魔法使いさんはパッと風魔法を消して話の続きをしてくれる
見たところ初心者さんは魔法使いっぽいし魔法ギルドの方がいいと思うけど、まぁ、そこは個人の自由だからね〜。
ん?テイマーだったの?
それじゃテイマーギルドの方がいいね。
テイマーギルドはね、こっから右にまーすぐ行ったところにあるよ。
あぁ、ついでにこの街の地図あげるよ
テイマーギルドをマーキングしたからそれを参考にしんさい。
ん?あぁいいのいいの、これ誰でも安く買えるしプレゼントプレゼント。
ん?せめてのお礼にさっき買ったシュワシュワブルージュース?
おぉ、久しぶりに見たこのジュース。
ならありがたく受け取ろうかな。
あ!ごめん!他のパーティメンバーがクエスト決まったから一緒に行ってくるね!
良いゲームライフを!
そう言って魔法使いさんは、ばいばーいと走っていった。
よし、それじゃテイマーギルドに行く…前にあげちゃったシュワシュワブルージュースを買いに戻ろっと。
ついでに他のジュースも買って一石二鳥だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます