短編ながら凝った作りのお話。

異世界から来た貧弱系魔法女子」の語りとト書きで進む短編。もう一人の登場人物の「お兄さん」の姿は頭で補填するしかないのだが、それでも「お兄さん」の表情や台詞が浮かんでくるのは立派。(音声化を目指して書かれたとあるのでそれも当然か