戦乙女は剣を片手に躍動す!

本作『黄昏に舞う戦乙女』の紹介文には、米印でこう書いてある。
「序盤の展開は助走として、中盤から徐々に加速して後半に盛り上げる本格派の演出」がとられている、と。

本作の魅力はまさにこの、疾走感と躍動感にある。
主人公たる戦乙女が繰り広げる剣さばき、敵の攻撃を間一髪で避けるような身のこなしといった細部の動きはもちろんのこと、もっと大きなストーリーも、まるで全体の構成が巨大ジェットコースターになったかのように躍動感にあふれている。

作品を読み進める手が止まらなくなってしまう名作です!

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