第8話 : 高校野球の甲子園の砂は、感染予防対策で砂の持ち帰り禁止になりました。
ただここで諦める僕ではない!
何を言ってるか理解できない方々は、第7話を見てからの方が良いです。
んな事はどうでも良かろうなのだーー!!
そう、僕はバレッサちゃんをベットの上で寝かしつけた後、レベル上げをする方法を続行する。
『…てことで、なんか良いレベル上げの方法ない?』
[]これってデジャヴって奴ですか?[]
成る程、リザードマンは勘が鋭いようだな。
勘の鋭いリザードマンは、嫌いじゃないよ。
うん、大好きSA☆(バリカン定期)
[]えーっとそれでしたら、激情の砂丘などどうでしょうか?[]
ロズノサーザーが案を出した
『砂丘?』
僕が尋ねると
[]はい。この辺から少し離れた所に砂丘があるのですが、最近見境なく人間もモンスターも襲われているという情報があるので、もしよければトムラ様がその力で黒幕を倒し、レベルを上げることをすれば、魔物軍の兵士達の信頼や進行がおき、より一層軍の向上化が図れるでしょう。[]
『成る程』
確かにそうなれば魔王としての威厳も、レベル上げも捗る。
『ありがとう。じゃぁ今から砂漠いってクルルア。』
[]お待ち下さい。トムラ様[]
ロズノサーザーが呼び止める
『ん?まだ何かあるの?』
[]魔王様一人でお出かけになされるのは、危険です。もし仮に他国の軍が鉢合わせてしまった場合、最高管理者が何もしていないとなると、役立たずのボンクラなものと舐められてしまっては困ります。[]
え?自分の保身の為?
『えーっと、それは僕を守るためということでいいの?』
[]細かくは、次の魔王の遣いとして、良くない評価を受けるのは避けたいのです。勿論魔王様をお守りする事が一番の理由です。[]
なんなのこのリザードマン
『リザードマンの種族って、嘘とかお世辞とか言えないの?』
[]いえ、そう言うわけでは御座いません。しかし私の恩師は(常に正直に生きなさい。さすれば神々達は貴方を正直者としてそばに置かれくれることでしょう。)と教えを説かれ。[]
教え?リザードマンが宗教とはまた新鮮な
『へ、へー…でもあんまそこまで言わない方が良いと思う。いつか大事なものを無くしそうだし。』
[]いえ、大丈夫です。向かい来る難を乗り越える為、強くなったのですから。それに…[]
と、何かを言いかけてロズノサーザーは慌てて口をおさえた。
[]すみません。やっぱりなんでもないです。[]
絶対なんかあるな
まぁ深くは詮索しないほうが良いだろう
『ふーん。あ、そういえばロズノサーザーのステータスてどうなってるの?』
そう尋ねると、ロズノサーザーは手を前に出した。
――ザールザー・キュリス邸・ロズノサーザー――
種族:リザードマン(ゴットエイジェント)
職業:聖騎士・薬剤師
装備: 武器・磁鉄剣/雷切残無
防具・光暗迷彩多様プレート
アクセサリー・加護追求権
能力 受けている呪い
HP:1000 神力上昇
攻撃力:800 状態異常上位無効
防御力:500 状態異常下位無効
魔力:500
動体視力:500
俊敏:500
―――――――――――――――――――――――
ほう、成る程、良くなからん。
バレッサちゃんの時もそうだったけど、わからない物が何個もある。
まず一番ビックリしたものを尋ねる
『ロズノサーザーって、薬剤師なの!?』
[]はい、そうですが。そんなに驚くものなのですか?この世界では薬剤師のエイジェントリザードマンは、そう珍しくはありませんよ。[]
『え?そうなの?』
[]そうですよ[]
『そーなのかー』
なんだこの必要のない無駄な言葉のキャッチボールスペースは
バレッサちゃんの時もそうだったが、この世界の常識を僕は知らない。
人間でも出来る呪いや、魔王の交代の儀が行われる条件も、自分のこの体のことすらもわからない。
僕はあまりにも無知だ
[]トムラ様って前から思っていたのですが、[]
ロズノサーザーが思った事を口にする
[]長い眠りから覚めるとか、召喚されたとか、そんなタイプのモンスターなのですよね?[]
『え!?…あぁ、うん。そうだよ。』
[]であれば無理はありません。何せトムラ様にとって、この世界はあまりにも未知の世界なのですから。激情の砂丘やエイジェントリザードマンが薬剤師が多い事を知らない事も、全てに合点がいきます。[]
『そうなんだよ、だから魔王になる事を知らず、今もおどおどしたかんじになっているんだよ。』
[]それはそれは、起きたばかりなのに魔王になってたとか、たまらないですね。[]
なんかいい感じ勘違いしてくれた、別に隠してるわけでは無いけど。
ただこっちのほうが色々都合がいい
[]少し逸れましたが激情の砂丘にはいつ行くのですか?[]
っとロズノサーザーが本題を持って来た
『んなの、今からに決まってるでしょ。』
[]承知致しました。では魔皇帝を呼んで、砂丘までテレポートしましょう。[]
……元魔王の扱いってだいぶ冷めてない?
新魔王祈祷中…
『ほう、ここが例の砂漠か。』
そこにはThe砂漠が広がっていた
砂岩の山があり乾いた植物な仙人掌が所々に生えている
『んー、殺風景な砂漠だな。本当にこんな所に見境なく襲いかかるモンスターなんているのか?』
[]気おつけて下さい。砂の中にいたりや仙人掌に擬態してたりと、一見何もいないように見えますが直ぐ側にいたりするものです。後砂漠じゃ無くて砂丘です。[]
『僕はレベル上げをしに来たのだ。たとえ囲まれようが全て灰と経験値と化してくれる。』
そんなジェノサイドを掲げモンスターを見つけるために、触手で思いっきり地面を叩いて。
さすると叩かれた地面は地割れを起こした
…………………???????????
は?
[]…?…??…???…!?…!?!?[]
ロズノサーザーが五度見をかました
割れた地面からゴゴゴゴゴと音が鳴り出し、奥にあった砂の山が、真っ二つに割れた。
地割れした所からなんか色々な生物が出てきた
とりあえず割れた地面を元に戻すため、割れた地面を掴み引っ付けようとした。
さすると掴んで引っ張ったところの地面が割れた
…………??????????????
?????
[]…?…??…???…????…?????…??????[]
とうとう驚くことすら出来なくなったようだ
割れた地面はそのまま遠くにある(マサイ族の視力で見ております)バカデカイ砂の山を、三等分にして割った。
ただその代わりにさっき割った地面が元に戻った
それと同時になんかめちゃくちゃレベルアップした
どうやら地割れの中から出てきたモンスター達が、地割れを戻した事によって、潰れタヒんだようだ。
『………ふぅ、何はともあれレベル上げは出来たからひとまず目標達成だ!』
ロズノサーザーがなんとも言えない顔でこちらを見て一言
[]トムラ様ってレベル上げする意味あったのですか?[]
『………グララララララ。』
なんかの漫画の笑い方でごまかしておく
[]え?まじで何が、何が起きたの?[]
『………グオッフォッフォッフォッフォッ』
なんかの漫画の笑い方、以下略
『大地割れ リザードマンは 蚊帳の外 トムラココロノハイク』
転生したらチート触手だったので、悠々自適の"魔王"ライフを初めました。 ノマテラ鉢巻き石火ハッサム @Oduranod
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。転生したらチート触手だったので、悠々自適の"魔王"ライフを初めました。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます