食べたものは中身を吸われる。

色を抜かれ、そのかすはさらに分解され

次の色の礎となる。


時にこの世界は色を塗り忘れ、搾りかすを

そのままにしてしまう


願わくば私はそのままでありたい。

色を啜り続け、色を呑む側でいたいのだ。


他の色に染められるわけでもなく、色で分けられるのでもなく、

何の色もないことの葛藤と共に、夜を啜り続けよう。

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胃の中でも変われず @Yuki-Shib4

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