あらすじなんかはね、もう他の方々の素敵なレビューを読んでいただくとしてですよ(「1行目から丸投げするの、良くないと思います」)、何よりももう、可愛いんですよ!
何がって、登場人物みんな可愛い!
そんなことある?!全員可愛いとかそんな奇跡ある?!
それは私がおばちゃんだからかもしれないんですけど、何でしょうね、キャラそれぞれに個性があるんですよ。
主要キャラは、主人公である天音、突然現れた謎の美少女・フウ。そして、四人のイケメン兄弟です。他にも、天音のお兄さんである幸さんもいますけど、出番が多いのはやはりこの六人。
そのどれもが、可愛い!
キャラの書き分けが上手!特に四人のイケメンなんて、ちょっともうどの子を推そうかしら、なんて悩んでしまうほど。ちなみに私は雨海君も捨てがたいのですが、出雲君を推したいです!いやでも、四人ともすっごく素敵な子達なんですけどっ!
と、キャラにばかり触れてしまいましたけど、ストーリーもとてもいいです!
フウと四兄弟はなぜ突然現れたのか、彼らが失い、そして取り戻したかったものは何か。
読むのどうしようかな?って一瞬でも躊躇ったら、まずは二話まで!二話まで読んでみてください!驚きの事実がありますから!
突然主人公天音の前に現れた、一人の女の子と四人のイケメン兄弟。
五人はある目的のために天からやってきました。
お人好しの主人公は五人を招きいれ、その目的、失った物を取り戻しに一緒に奔走する物語です。
個性豊かな五人、皆が皆互いに違った良さをもち、読者さんは誰かはお気に入りになると思います。
振り回される主人公もまた、個性あります。優しいだけでなく、凄まじいリンゴ狂いだったり(笑)
あと、ちょっとした秘密が二話で判明、驚きました。
五人の目的は物語後半までは明かされませんが、それがなんなのかわかると、なるほどと唸らされました。
五人との共同生活でわかる伏線はられてましたので、彼らの関係性に注目してみて下さい。
児童向け小説ですが大人も楽しめますし、老若男女問わない作品かと思います。
ほのぼのとした物語や、少し泣ける作品が好きな方にオススメします。
自分の推しキャラは…迷いますが、主人公の天音ですかね。四兄弟の末っ子との関係性好きです
中学生の天龍天音の家に、ある日突然やってきたかわいい女の子、空見フウちゃん。
何かから逃げるように家に飛び込んできた彼女は天からやってきたと、突拍子もないことを言い出します。
そして天龍家にやってきたのは、フウちゃんだけではなかったのです。
フウちゃんの次にやってきたのは、四人のイケメン男子たち。
実は彼ら四人は兄弟で、それぞれが天気を操ることができる神様。
そしてフウちゃんは、そんな4兄弟と幼馴染みなのです。
天に住んでるのは、そろいもそろって美少女やイケメンですか!?
で、なんやかんやあって、この異世界から来た神様たちが、天龍家で一緒に生活することに!
たくさんの神様と一緒に生活するのは大変。
取っておいたおやつのチョコレートは勝手になくなるし、大好きなりんごジュースはしょっちゅう飲まれちゃうし……あれ、思っていた大変さと違う?
とにかく、天気を操る神様たちとの共同生活なのです!
本作は天音の一人称視点で描かれているのですが、天音の気持ちがすごく共感できて、読んでて「うんうん」、「その通り」と思う場面がたくさんありました。
神様と言っても、案外中身は見た目通り、普通の中学生とそんなに変わらないかも。
しかし、だからこそときに笑い、ときに悩むこの神様たちが非常に尊く思えるのです!
神様と一緒に暮らす、少し不思議な現代ファンタジー。
ぜひ読んでみてください。
作品を紹介するべきレビューでこんなことを書くのもおかしいですが、みなさんできることなら、このレビューを読む前に本文を読んでください。とりあえず、二話まででいいのです。
というのも、極力ネタバレをさけたいから。
自分はネタバレOKという人もいるでしょうけど、それでもこの作品を人に勧めるなら、まずはネタバレなしでちょこっと読んでほしいのです。
ほら、行った行った!
……とはいえ、これで終わってしまうとレビューになりませんので伝えられる範囲で書きましょう。
本作は、主人公である天音のところに、突然助けてと言って一人の女の子がやってくるお話。と思ったら、さらに四人の男子が、一瞬にして現れた!
突然四人の人間がパッと現れるなんて、そんなこと普通は起こりませんよね。つまり普通でない事情があるわけなのですが、こんな一風変わった面々と天音のやり取りが実に楽しい。
天真爛漫で、天音の好きなリンゴジュースを飲んじゃう女の子フウや、周りから注目されちゃう男子たち。
リンゴジュースをめぐるやり取りや、男子たちそれぞれの事情を知った天音はどうするのか。
普通の中学生と、ちょっぴり不思議な子たちの賑やかな日々が始まります。
「ごめんなさーい! 助けてっ!」
……は?
ボク、天龍 天音〔てんりゅう あまね〕。
インターホンが鳴って、荷物かと思って玄関を開けたら、急に同い年くらいの青髪の女の子が飛び出してきた。
しかも突然、四人の男の子が現れて……!?
「わたしたちは天から来た。雲の向こうの、もう一つの世界から。
……そして、あの四人は——天気を司る、神様なんだ」
……はあぁぁぁっ!?
今、この瞬間から。
私と、青髪の少女と、四人の男子たちの物語が、始まった。
物語がスイスイ進んでいって、読みやすいです!
しかも、面白い部分もしっかりあって、登場人物の個性もあります!
本物の児童書の様な小説です!
是非、見てみてください!