はいかい~ばあさんが杖を突いて巣から半径10kmぐらいの範囲を徘徊しながらひねり出した七五調の何かのログ~
神光寺かをり
夏の緊急里帰り 二十句
杖を引き 夏雲の下の
古バス停 バス来ぬを知って過ぐ
空青く 波白く
夏草に一筋 頂きへ続く道
ラブホ街口に
夏の日を
門の内
勝手口 勝手に開ける 朝涼し
父が母の棚の書を読む 父の日
石垣を突き抜けて咲く
ぼんやりと
ぽつぽつと
はいかい~ばあさんが杖を突いて巣から半径10kmぐらいの範囲を徘徊しながらひねり出した七五調の何かのログ~ 神光寺かをり @syufutosousaku
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