シリアスな物語なのだけど、タヌキで何となく微笑んじゃう作品!

王であるユリウスはある薬でタヌキの獣人になります。そして、どこかへと流されて行く……。そこから、騎士フェンリル一団と関わり進んでいくストーリーです。

まだ始まって6話なので行く先は見えないのですが、少なくともこの作品はBL作品である事は間違いないです。
直接的な描写は無くてもそこはかとなく漂うBL感はさすがのBL作家雪うさこ様です。

凄くシリアスな話なんですよ。王は王都を追われていますし、騎士一団も王都から追われて辺境にいます。
暗いムードは漂っているんですけど、タヌキが……ね。王がタヌキになってるっていう……何か笑っちゃうんですよ!
タヌキのモフモフ気持ちがいいだろうなぁとか、くりっとしたお目目でこちらを見つめられたらとか、色々考えてしまいます。
シリアスな場面でも、それがタヌキだと思うだけで漂う癒し系感……。

このタヌキを巡って、これからこのお話はどうなっていくのか。
まだ6話です。まだまだ全然追いかけられます。
タヌキと騎士の行く末を、見守るひとりになってみませんか?