第3話 異世界での会話戦

「それでは、本題に入りますね・・・・」


魔法少女は、真剣な眼差しでこちらを見て言った。


「.....ああ。」


「貴方は、先ほど、ジューシという飲物を聞いて困惑した顔でしたよね?それに、ギルドの受付構造を知っていませんでした。学校で共通で習うはず....それに捨てられた子供は、保護施設に転移させられ勉強するのになぜ知らないんですか?」


たくさん質問をかけられた俺は、頭がキャパオーバーしそうだったが、何とか整理した。


「あー。まぁ確かにこの町のこともそのジューシとかもこの世界のこともよくわからないよ...」


というと、少女は、びっくりしてこう言った。


「この世界をよくわからない....って!!え?!あんた。どっから来たの!?」


叫ばれて、しまい少しうるさいと感じた。なので、すべて質問に答えようと思った。


「どこから来たか。そうだな一言で言うなら異世界。だな」


「異世....界?噓でしょ!!それって貴方勇者って...こと?」


悟られてしまった。まずいマズイマズイ!!これは、やばい!!


「あーまぁとりあえずそういうことかなー!!あ、でも異世界救えるかわかんないし....

(早口)」


「なるほど....それならジューシーのことも知らないのにも辻褄が合う....(ぶつぶつ)」


ブツブツと何か独り言を言っていてわからないが多分こういうことだろう。


俺は、異世界人で、彼女は俺を勇者と認識し、パーティーを組もうと提案してきたということか。まぁ確かに俺もこの世界のことを教えてもらえるなら....いいかな?


「それで?パーティーを組む?組まない?」


と聞かれた。なので一つ質問をした。


「じゃあ一つ聞きたいことがある。この世界について知りたいので、最初にそれを教えてくれたらいいですよ。」


「あー教えるくらいなら全然いいよ。そしたら....さっきのギルドに行くといいよ。」


(おー。ゲームで言うクエスト広場みたいなところか。)


「わかりました。とりあえず何か頼みますかね。」


「そうだね。んー私は、どれにしようかな.....」

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