第2話 コミュ障勇者認定

異世界に呼び出された。そして、現在


ギルドベルト―――――


「.....やべぇ。めっちゃ人がいる。吐きそうだ....(心の声)」


周りには、いろんな武器使いがいた。その中でも魔法使いが多かった。


ギルドの人を探していると受付場所を見つけ、向かおうとしたとき、魔法使いにぶつかり転ばせてしまった。


「いたたたた。.....あ...トロピルジューシが....」


痛がっていたので魔法使いの少女に駆け寄った。


「だ...大丈夫?ご...ごごごごめんね?」


と言った所為か周りからの視線は、痛いほど送られている。


「あの...見ない顔なのですが取りあえず。ジューシの弁償ゴールド返してください」


少し怒っている様子で言ってきた。


「ジューシ?なんだそれは。ジュースの言い換えか?」


俺の言葉を聞いた少女は、驚いた。


「え?ジュース?なんですかそれは、そんな名前の物この世には、存在しませんよ」


とはっきり聞こえてしまった。


(ジュースがない?)


そう思った瞬間ステータスが出て解説が出てきた。


ジューシ 異世界の飲物。


「それだけ?もうちょいなんかかけよ!!」


少し気が抜けていたのか、ついうっかり心の声を漏らしてしまった。


「あの...急に叫んで頭大丈夫ですか?」


と心配しながら少し怒っているようだ。


「ああ....頭は、大丈夫なんだけど...一回....場所変えよう....視線怖い」


「まぁいいですよ。ゴールド早く貰いたいんだけど.....」


疲れたように言われてしまった。まぁ無視して、カフェリオという店に入った。


カフェリオ――――――


「二名様でよろしいですか?でしたらあちらの一番奥の左ですのでお待ちください」


店員が笑顔でそう言ってきた。なのでこちらも待つことにした。


「待ってる間しりとりしn」


「2名様のお客様大変お待たせしました。では、お席に移動してください。それでは、楽しいディナーを」


店員さんに、遮られてしまってるように見えるのだが?


「.....とりあえず席座りに行くか。」


と言って席に向かった。


席に着いたのでまたしりとりをしようか考えていた時に話しかけられてしまった。


「その...おーい。さっきから聞いてます?」


俺はふと魔法少女に目を向けると何か喋っていたようだった。


「絶対....話聞いて無かったじゃん。まぁそれで本題に入りますね。」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る