「あなたの寿命は、残り一年です。」
――ああ、そうなんだ。
突然告げられた真実。だけど、未練なんてない。悲しくもなかった。
私がかかった「宝石病」は最近見つかった奇病だ。
身体中の水分という水分が宝石になってしまう病気で、治し方は分からない。
別名を「世界でいちばん美しい病」。
かかった人が人生の終わりに悲嘆するのをよそに、綺麗、美しいなんて、無責任。なんて冷酷。
――世界はいつも残酷だ。
だけど、ある日、不思議な男の子に出会った。
生きる意味をくれって言われて、”生きる意味は自分で探すものだ”って言ったら、「またな」って、言った。
私は――生きる意味を見つけられるだろうか……。
生きる意味ってなんだろう?と不思議に思ったことはありませんか?私はあります。
自分の生きる意味を探そうと悩みながら進んでいく主人公には、とても心を打たれました。
是非、見てみて下さい!