第6話 割と恵まれていたんじゃないかという話
物心をついたころから今に至るまで……というか一人暮らしをするまで恵まれていたんじゃなかろうか。
とはいっても、家が豪邸だとか、親が富豪だとかそういうことではなくて。
とある一点で恵まれていた気がする。
その一点とは、ゲームのことなのだけれど。
物心をついたときには、実家にPlay StationとPS2があった。親父に訊いたところによると昔、友人からもらったとかなんとか言ってた。
CDが何枚か入るようなケースにPSのソフトが入っていて、数えたことはないけど多分10~20本くらいのソフトがあった気がする。
まあそのうちの一本は今の住居に持ってきた(笑)
小さいころからずっとプレイしていたのは『パックマンワールド』と『北斗の拳 世紀末救世主伝説』というやつ。
『パックマンワールド』はともあれ、後者はニコニコ動画で『真・世紀末死あたぁ伝説』という動画シリーズで人気になっているやつだ。
そのおかげで僕は北斗の拳ガチ勢になったね。うん。
まあまあPSソフトについて語るのはまたの機会にして、本題の続き。
その後、僕が4歳か5歳くらいの時に兄がクリスマスプレゼントとしてゲームキューブを所望した。ゲームキューブでよくやっていたのは『マリオカートダブルダッシュ』『ワンピース パイレーツカーニバル』『星のカービィ 鏡の大迷宮』だった。
ここまで読んだ読者諸君には懐かしいソフト名が並んでいるのではなかろうか?
いやはや、急な話だけど令和6年にとって20年前はゲームキューブらしいよ。時代の流れは怖いね。
それで、ゲームキューブで遊んでいたころ雷が家に落ちて停電したことがあったんだけど。
その時、一時的にお隣さんの家にお世話になってね。そこで息子さんが遊ばなくなった(確か進学か何かで家にいなかったような)ニンテンドー64をもらった。その時に遊んだのは『スーパーマリオ64』『ニンテンドーオールスター大乱闘スマッシュブラザーズ』の2本。
その後、ゲオに行ったら64ソフトがかごに入って売られていた。そこで僕が手に取ったのは『ドンキーコング64』兄が『ポケモンスタジアム』だ。いやー今思うと神ゲーを手に取っているね。ドンキーコング64、まだクリアしてないけど。
ちなみに一人暮らしの住居にいくつかゲーム機を持ってきているのだけど、64を持ってくる勇気はなかったよ。衝撃に弱いしね。
それから、親父がWiiを買って帰ってきたり。クリスマスでDSiを所望したり。
ソフトが5本付いて2万とかいうPS3福袋を買ったりと、ゲーム関係で言えばだいぶ恵まれていたような気がしてならない。
専門学校にいたころ、そもそもゲームをあまりしてこなかったという人物がいたり、ゲームキューブや64を知らない人物が多かったから。
「僕の年齢でそこら辺を知っているのは割と稀有なんだな」と実感したときにタイトルのようなことを思った。
ちなみに今となっては自腹でPS4Proを買ったり、スーパーファミコンクラシックミニを買ったりした。
まあずっと遊んでいるかと言われたら怪しいけど、やりたくなったときにやってるよ。
ちなみに最近買ったゲームはFF7(オリジナル)だったり。
まだ一個もやってないけどね(笑)FF6がまだ終わってないから仕方ないと思いたい。
銀色のやつを飲みながら。
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