25日目②

巣へ戻ると大幅に巣の拡張がされていた。


「女王様来てください!変なものが」


突然念話来た。

そこへ向かうと目の前には研究所の様な建物が大量にある空間があった。


「何これ...すご」


とりあえず眷属召喚してミニ蟻を200匹ほど召喚する。


ミニ蟻を眷属召喚し大量に放つ。


---


数十分が経過...


ある程度のミニ蟻達が行き渡った頃だろう。

共有視野であちこちを見ていると、1人のロリ少女が貼り付けにされている部屋を見つけた。


「お腹減ったなぁ...誰か来てくれないかなぁ...」


これは...助けないと良心が痛む。


研究所に乗り込み、ロリっ子の元へ


通路のあちこちに機械がある。この世界に合わないものばかりある。


この辺りから警備が厳重だな...

アイアンクローで突き破って進む。


ビーーー!!!


まぁ、警報はなりますよね


---


何重の扉を突き破ったかわからないが、ようやく辿り着いた。


「君大丈夫?今助けるよ!」


アイアンクローで周りの機械を壊すと拘束具が外れた。


「ありがとう?」


何で疑問系?


「あなたは何でこんな所に捕まっているの?」


「...ご飯を貰ってたー」


「ごはん...?住んでるの?」


「捕まったけどー、めんどくさいから住んでるー...のかな」


「えっと、逃げる気はないの?」


「ここからでたら、周りが壊れちゃうよ?」


「壊れる?」


「そう。ほら出てきたよ。私の眷属達が」


いろいろな種類のキメラが地面から大量にでてくる。


「眷属召喚してるって事?」


「少し違うかなー。私の意思とは関係なしで召喚されちゃうの。言うこと聞かないしー、壊すしー、嫌なんだよねー」


「それなら倒しても良いんだよね?」


「かなり強いよー?」


「ファイヤーブレス!!!」


目の前に出てきたキメラを全て焼きは焼き払った。


「お姉さん強いんだねー。なら少し強くても良いよね?MP消費したいからー頑張ってねー」


「え?」


さっきのキメラより大きい個体が出てきたけど...


「ファイヤーブレス!!」


「それじゃあダメだよー。」


キメラの1匹が体を盾にしてブレスを吸収した。


「並列処理で極限まで大量に!同時に!風斬!雷槍!」


乱射するも全て吸収された。


「物理攻撃ならどうだ、土操作!いつもより

さらに硬く!ロックバレット!!」


先頭で吸収しているやつは倒せたが、ロックバレットじゃ貫通しないキメラが出てきた。


「雷槍!!やっぱり簡単に倒せる!」


このキメラ達には物理無効と魔法無効があるようだ。


「並列処理、ロックバレット!雷槍!...ふぅ...それじゃあ逃げよっか」


「いや?お姉さん強いからねー。私も戦いたくなっちゃった、楽しませてねー?。スキル 怠惰(オクリニア)」

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蟻です。転生して気づきました。キモくないです。必死に生きてます。 たたり @tatarikuro

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