秋の陽に紅葉こんこん降り積もり 鴨まるくなる葦の根元に


 秋のに 紅葉もみじこんこん降り積もり 鴨まるくなるあしの根元に



 先日、秋の小川を眺めていた時のこと。周囲には足でわしゃわしゃと漕げるぐらいに落ち葉が積もっており、イロハモミジの赤い葉も上から時々、ひらひら落ちて来る。


 川の水際にはあしなのか、イネ科の草が生えて居り、根元にはなにやら灰色のふわっとした丸い塊が…。


 よく見たら、寒いので自分の羽に首まで埋まって丸まっている鴨でした。丸過ぎる。可愛過ぎる。


 雪やこんこんの前に、紅葉もみじがこんこん、の季節のお話です。

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第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部【一首部門】 知良うらら @Chira_Urara

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