寝れない妄想

闇影夜

第0話一晩の紛わし。

喉痛い。

頭痛もくしゃみも咳も痰も出ないのに

痛いよ。


この風邪薬で治るかなぁ。

朝と夕の2回か。

今夜だけど、明日の朝にもう一回同じ

薬を飲めば治るかなぁ。


飲んだのはいいけど、寝れない。

元々夜は寝れない体質だったけど、

こんなに寝れないとは。

眠くなる成分はないとは書いてあったけど

本当に寝れないとは、


寝れるように気を紛らわすために

眠れる音楽をスマホで流すか。

そうしたらいつか寝れるでしょ。


やばい。副作用のせいか吐きそう。

横になって、目を瞑っただけなのに、

今からでも出そう。

台所に間に合うかなぁ。


うぇ。気持ち悪いのに痰が出ない。

唾だけか。幸い風邪は引き始めた

ばかりだから。良かったのかなぁ。

隣でマスクをしてないお婆ちゃんの風邪が

移ったのか?

そういえばお母さんの話だと

スーパーでマスクしてない人が

いたから貰って来たのか?

家族総勢で喉を痛めるとは。

医者に行かなったけどいいよね。

夏風邪ぽいし。食欲は全然あったし。

起き上がっていれば熱が上がって来た。

体温計は37.8°だってさ。

これ飲まなかった時より上がってない?

もしこんな形で死んだら、

馬鹿馬鹿しい話で終わるね。

寝ると死ぬかも知れないと恐怖で

寝れないと思っているのも事実。

もし死ぬんだったら生まれ変わった先は

女子高生になりたいなー

そしてアイドルとかなってみたいかも。

今流行ってる曲や踊りをやってみたい。

男性の自分からすればジェンダーレスの社会が始まるのが遅いよ。

自分はズボンよりスカートが好きだった

方だった。

学ランよりセーラー服やスカートに

憧れたなー小学生にはなかった

文化。女子もズボンだったから

それが当たり前だと思ってた。

なのに中学生になったら差別のように

制服を選ばない時代で、

男子学ラン一択って。

自分の青春は一度きりなのに

どうして。

理不尽だ。って。ずっと思ってたっけ。


今の子は制服の組み合わせも

選べる世界のに。あー。

そのシステム自分の現役の時にあって

欲しかったなー なんてね。

今からやればいいじゃんって。

でも一般男性は脱毛しないといけない

腕や膝、顔に毛が生えてる。

中学生ならまだ無かった存在が

今あるのが嫌で嫌でしょうがない。

神様はそう言う所は平等にしてくれないんだなー。

そういえばトコジラミ?か

痛くて痒くする虫。

まだ膝裏が痒くてしょうがない。

昔から虫に刺される体質で、

蚊に刺されてた。

今でもそれは変わらない。

よほど自分の血が美味いのだろう。

痒い痒い。考えるだけで痒い。

田舎暮らしもあって遭遇率も高いのも

込みか。

刺されたたびに薬を塗ってた。

また考えてしまった。

自分の起きてる事をそのままの

エピソードだし。まぁいいか。




こんな事を考える場合じゃなかったか。

明日どうなっているんだろう。

生きているのだろうか、

風邪は治っているのだろうか。

色々考えてしまう。

こんなじゃいつになっても寝れない。

唾を飲み込んでも大丈夫なら

きっと治ってるって信じてる。

明日、生きてる自分で会おう。

その時はそう思ってた。

けど吐いて3回目になるけど、

治る気配がない。やっぱり起きてないと

ダメなのかなぁいつ気持ち悪くなるか

分からないし。

寝ないと熱は下がらないぽいし。

どうしたらいいんだろう。

良薬は口に苦し。って言葉があるように

薬で治ると信じたい。

漢方薬の方が良かったかなぁ

薬を飲む前にはなかった寒気が

あるのも副作用なのかぁ。

何も分からない。

今は体育座りをして様子を見るしかない。

いつ吐いてもいいように待機

それしか現状を変える手段はない。

こんな暗い中病院に行くのもなー

みんな良く寝れるよなー。

羨ましい。薬を勇逸飲んだのも

自分だけだったから

その違いが出たんだろう。

飲まなかった方が良かったのかと

後悔もし始めている


治ると思って飲んだけどそれが正しいかった

のかはまだ分からない。

いつ寝れるのか分からない。

もう深夜の0時を超えた。

アニメでもみて気を紛わせたいけど

この状況が収まるまで無理そうだ。

朝から喉は痛い。飲み物飲んだり

横になるうちに昼食。

まさか今日の昼間までこんな状況に

なるとはこの時の自分も思ってないだろう。

安静にしたいのに、どうしたらいい。

薬が合わなかったのか。

はぁ。生きてるだけマシか。

このまま寝ないで朝を越すのかなぁ。

早く寝て楽になりたい。

そんな事が今出来たらこんな事

考えてないか。

休みの日の朝寝てたのに

治らなかったのが始まりか。

おかしい睡眠不足のはずがないのに。

異変の原因が分からないと

寝れない。あーまた考えてしまった。

考えてるだけで寝れなくなった。

はぁー小説でも書いて

時間潰すしかない。


じゃあもう少し過去話でもするか。

ここまで書いて事は過去に書いたかは

忘れたけど、

暇つぶしがしら書くか。


中学一年の春。入学式も終わり

ゴールデンウィークも終わり、

校外学習の話。

あれは忘れもしない。

あれは急いでた。あの時はもっと

早く家を出れば良かった。

バス通勤で学校に向かった時の話。

自分はトラックに轢かれた。

幸いにも足を骨折した程度だった。

ぶつかった瞬間の事は覚えていない。

どうやら自分も不注意で事故を起こしたらしい

その日はリュックがクッション代わりになり

命は助かった。

お弁当のサンドイッチがぐちゃぐちゃにな

ったのも覚えてる。

まさか自分の家で事故に遭うとは

家族の誰も思っていなかっただろう。

同級生すらもそうだったと思う。

後から来た乗るはずだったバス。

あの衝撃された顔を覚えてる。

同級生にあんな形で見られるとは。

どうやら一ヶ月の入院した

そこでも奇跡的に医者の担当の先生

がいたらしく、一週間かな?

それぐらいで手術は終わった。

その時はまだ治して貰うのにもっと時間

がかかると思っていた。

みんな校外学習の日に自分は事故

あの時正直行きたかったなー。

リハビリも順調に進み

回復も早かった。

病院で初めて車椅子になった時は

こんな感覚なんだと思ったなー。

車椅子生活に慣れすぎて病院で

はしゃいでいた。そのせいか

松葉杖に変えられた時はもうその生活

も終わりか。残念とか考えていた。

見参りには小学生の友人やぶつかったトラックの運転手さんが来てくれた。

自分の不注意が色んな人に迷惑かけたんだなーって。あの時のトラック運転手さんには

申し訳ない。その人の家族にも

同じくらいの子がいると言われた時は

反省した。

混乱してた当時は左足の事故で

戻ろうとしたと言ったけど

実際は車の間を通って走ってたらしい

警察の人にも迷惑かけたと

つくづく思う。

こんな面倒くさい性格が、

昨日大丈夫だったから今日も大丈夫だろう

と考えが、その甘い考え引き起こした

原因。この話はラジオや新聞にも

流れたと後々聞かされた。

こんな大袈裟だなーとか

考えたけど事実だって言われて

驚きを隠さなかったけ。

余裕を持って行けば良かったと今では

反省してる。学校に戻った時は

松葉杖登校で初めてエレベーターを

利用したっけ?授業の体育は水泳

をした気がする。見学せざるを得ない。

状況だったし仕方ないか。

それと同時にプールをサボれるじゃん

って思ってた自分もいた。

そして自分は特別支援教室で

勉強してた。

小学生から勉強が出来ずみんなと同じ

授業について行けずに別の内容で

やってた。みんなは出来るのに一人だけ

違うメニュー。国数理英は別教室で

みんなと違う担当の先生と一対一で

やってたなー。

他はみんなと同じ授業だったはず。

それを三年間やって進路も

みんなとは違う高校を受けた。

いつかは、忘れたけどふざけたり怒られたり

してた。暇つぶし程度だと思ってたのが

ダメだってもの、学校に必要ない

とかで怒られてた。

それをほど教育熱心な先生達だったなー

心のどこかでストレスを発散したかった

んだと思う。家で何もすることがないから

帰宅が早い日はそれをやりがちだったのは

覚えてる。


こんな事を書いてる内にまた

吐き気が襲っている。


やはり調子は戻らないのか。


進路がみんな同じくらいの高校か

それとも今の自分の実力くらい

か中三の時、進路の話が出た。

もう今更勉強は無理です。

なら自分の実力にあった。学校にします

と言った気がする。

それが後の特別支援学校の高等部

に入学式するきっかけだったはず。

今の中学校からは遠い学校

スクールバスは初等部から高等部

まで一緒のバス。

あの時は戸惑いと緊張が隠せない

その学校の受験の時自分と同じくらい

の子と本当に障害者の持つ子と

同じ同級生になるかも知れなんだー

知的障害者にも色々な人がいるんだと

思ったなー。

新校舎や体操服、クラスの環境

など新しい試みがあり、

自分達の入学時代と先輩達のクラスなど

の環境が変わるんだと

こんなに違う環境なのか。

そんな事も考えたなー。

最初クラスを見てクラスのメンバーを見た時

ごちゃ混ぜのクラスで慣れるのに

時間がかかった。

高校の時は女子には制服がスカートか

ズボンを選べる選択はあったんだー

って気づいた頃には割合的には

スカートの方が多かったかも。

中学生にあった教科も国と数、英

音、体、もあったけど、理と社を

やった記憶はない。元々なかったのだろう

その代わり作業や学年集会みたい

な事はした気がする。

先輩達が卒業した時としない時の

生活も変わった。

先輩達はクラス分けもあったのに

ごちゃ混ぜシステムになってから

授業が同じメンバーもいれば、

朝活などクラスを超えて何かやった

事もあった。今の特別支援学校とかも

そうなのだろうか。

高三年になった時にまた進路は

なかなか決まらなかった。

みんな企業の職場を見つけた中

夢もやりたい事もなかった自分に

とっては難しい課題だった。

色んな職場研修に行ってけど

自分がやりたいとは思えない

と思いずっと先延ばしが続いていた

そんな時、とりあえずぐらいで

仕事をし始めたのが今の職場でもあり

高卒からずっと続けてる仕事でもある。

入れ替わり立ち替わり人が変わる中

なぜ自分はまだここにいるのだろう

そんな考えも今の現在まで

考えもしなかった。

環境が良かったのか仕事内容が

良かったのかは自分でもまだ

分かっていない。

本当に今他にやりたい事があるのでは?

新しい一歩を踏み出すチャンスでは?

心では思っているのに

その目標の足を踏み出すのに

時間がかかっている。

足踏みしてるだけでいいのか

今後後悔はしないかと自分に問いかけ

ているのに、自分に合った職場がない

距離が遠くて通えないと自分に

いい気がしている。

人は同じ職場で続けられる事も

才能だけど、怖くて踏み出せる勇気を

がない。それは今と何も変わらない。

今踏み出さないとまたシフトが

埋まってしまう。

それが今の心の声である。














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寝れない妄想 闇影夜 @yamikageyoru

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