最終話 シアンとレニエ
<レニエ視点>
「この魔法は~」
教室で、先生の退屈な授業が続く。
私は聞いているようで聞いていない。
いつも通りというやつだ。
「ただ、
「……!」
でも、その言葉が耳に入った途端、ずきっと胸の奥が痛む。
ある人を浮かべてしまったからだ。
私は机をバンっと叩き、思わず立ち上がってしまった。
「えと、レニエ・フォードさん?」
「……っ! ……早退します」
なんとなくいたたまれなくなり、私は荷物をまとめた。
「レニエちゃん!」
「……ごめんね」
隣のエレノラに引き止められるけど、私の足は止まらない。
そのまま教室の扉を開と、去り際に陰口が聞こえる。
「また早退? やばいよね」
「だってほら、あの子は……」
「ああ、そっか」
でも、私は聞えないフリをして教室を後にした。
「……何やってるんだろ、私」
早退をしてから、屋上に出てきた。
日差しもよく、風も気持ちが良い。
でも、心は決して満たされなかった。
「……ダメだな」
忘れようとしても、やっぱり忘れられない。
私──レニエ・フォードの隣には、シアン・フォードがいないとダメなんだ。
兄が姿を消してから、今日で二か月。
この期間は信じられないぐらい長かった。
あの時、兄は初めて私に魔法を向けた。
私を止めるためだ。
でも、その手はすごく震えていた。
「……どこにいるのよ」
あの時の覚悟の目は、今までで一番怖かった。
全力で言い聞かせていたんだと思う。
だけど、あの兄のことだ。
本気で心配はしたけど、その内キモい事を言いながらひょっこり現れるんじゃないかと、心のどこかでは思っていた。
なのに、今まで全く姿を見せない。
それどころか、
目撃情報の無さ。
移動手段の徹底ぶり。
どんなに探しても、兄の痕跡は見当たらなかった。
一か月の捜索は何も得られずに終わった。
そうして、学院からの通達があった。
これ以上登校しなければ退学にすると。
それはきっと兄は望まない。
だから私は、捜索を続けながら再び学院に通っている。
でも、未だにこの有様だ。
「……お兄ちゃん」
自然と言葉がこぼれる。
もっと呼んでおけばよかった。
もっと話しておけばよかった。
どれだけ後悔をしても、なくなることはない。
──と、そこで後方から声が聞こえてくる。
「その気持ち、分かるぞ」
「……!」
振り返ると、アリシアが立っていた。
なんでここに、と言う前に彼女は答えた。
「私はすでに単位を取り終えているからな」
「そうでしたね」
それから、すっと隣に腰を下ろしてくれる。
「レニエ君の方は、成績が危ないと聞いたが」
「……はい。中々身が入らなくて」
「それは良くないな。シアン君も悲しむだろう」
「……」
アリシアは優秀だ。
あんなことがあってからも、勉強は常にトップだという。
きっと、私と分かり合える部分なんてない。
──と思っていたのに。
「だがな、私もあの男には少し腹が立っていてね」
「……!」
「何も言わずにどっかへ行ったんだ。ひどいものだよ」
そして、アリシアは制服から紙を出す。
そこには、軽いメモ書きがされていた。
「だから、王族の力を結集してやったよ」
「そ、それは?」
「シアン君がいる、かもしれない場所だ」
「……!?」
アリシアはニヤっとして続けた。
「どんなに痕跡を消しても、あの日は王都にいたんだ。ならば、出ていく時に門を通るはず。そこから徹底的に洗い出した」
「アリシア……!」
「そして今日、ようやく突き止めた。方角、当時の彼の状態、衣食住の有無。あらゆる面から考慮すると、一つの場所が導き出されたんだ」
メモに書かれていたのは、ある地点だ。
「やってくれたね。かつて危険すぎると封鎖された“禁足地”だ」
「そこに、そこに兄はいるんですね!」
「……まったく、話を聞いていたのか? 禁足地だぞ。国で定められた立ち入り禁止ゾーンだ」
それでも、私は退く気がない。
「でも、それを教えたのはアリシアですよね。見逃してくれるのでしょう?」
「すでに決意は固いか」
「はい。何の罪を受けようと私は行きます」
「……ふっ、参ったよ」
それに答えてくれるよう、アリシアはもう一枚の紙を取り出した。
「許可証だ。これがあれば入ることができる」
「アリシア……!」
「おっと。君は本当に兄が好きなんだな」
思わず抱き着くと、アリシアはふっと微笑んで口にする。
「ただし、条件がある」
「な、なんですか?」
アリシアは後方の扉を指差した。
「私と、
「「「わあっ!」」」
すると、屋上の扉から何人かが飛び出てきた。
そこにいたのは、エレノラ、ティル、アルスだ。
「み、みんな!? いたの!?」
「ごめんね、レニエちゃん。さっきアリシアから聞いてさ」
エレノラに続くよう、アルスとティルも口を開く。
「僕も連れて行ってほしいんだ!」
「絶対に師匠にもう一度会います!」
「み、みんな……!」
全員、すでに覚悟は決まっていた。
危険な禁足地だというのに、みんな兄に会いたいと。
私はそれがすごく嬉しかった。
「ありがとう……」
「さっきも言っただろう。私もあの男には腹を立てている」
「はい、そうですね!」
みんなに心配ばかりかけて。
やっぱり、アイツはバカ兄だ。
「じゃあみんなで行こう! バカ兄を殴りに!」
「「「うん!」」」
こうして、私たちの決意は固まった。
★
<三人称視点>
「ハッ、ハッ!」
一人の少年が、息を切らしながら駆ける。
場所は深い森の中。
追いかけてくるのは、巨大な熊の魔物だ。
「ギャオオオオオオオ!!」
「おいおい、こんなやべーやつ原作にもいねえだろ」
強くて、速くて、デカい。
理不尽さを揃えたような魔物を相手に、少年は愚痴をこぼす。
だが、彼はさらに強かった。
「でも、ようやく少しは使いこなせるようになったぞ」
「ギャオオオオオオオ!!」
「お試しだ──【闇の剣】」
唯一無二の属性【闇】を放出し、剣を走らせる。
弱体化を
「よし、今日はご
少年は、満足気に額の汗をぬぐう。
──だが、ふいに別の気配を察知した。
「うおっ!?」
それと同時に、光る【気弾】が飛んできた。
なんとか回避するも、少年は目を細める。
(……めっちゃ見た事ある)
嫌な予感がしたのか、少年はすぐさまその場を蹴った。
だが、どれだけ逃げようと技が飛んでくる。
「ぐっ! おおっ! あぶね!」
(これも見た事ある! こっちは魔道具! あれは【抱擁】!)
はあとため息をつきながらも、少年は足を動かした。
表情には「気まずい」と書かれている。
そうして、壁際に追い詰められた。
少年はたらりと冷や汗を流す。
「まじかよ。禁足地の魔物すら、ここまで追い詰められなかったんだぞ」
ならば、今
なんとなく予想をしていると、途端に辺りが寒くなる。
「──【銀氷の息吹】」
「……ッ!」
少年の逃げ道を塞ぐよう、氷の巨壁ができたのだ。
思わず振り返ると、その頂点にいる者から声をかけられた。
「本当にいるんだ……」
「ぎくっ!」
腕を組んで
対して、逃げ惑っていた少年は、他ならぬシアンだった。
だが、シアンは慌てて両手を前に出す。
「待てレニエ! 俺の周囲は【闇】で汚染されてて──」
「関係ないわ!」
「……! それは!」
取り出したのは、エレノラの対属性装備だ。
短時間であれば、属性の影響を受けない。
シアンの【闇】の弱体化も
「そこで止まってなさい!」
レニエは氷の道でゆっくり降りて来ると、シアンの前に立つ。
だが、シアンとは目を合わせず、うつむいたままに口を開いた。
「ねえ、何か言う事あるでしょ?」
「ちょっと思いつかなくてですね……」
「ふざけないでよっ!」
そうして、再び上を向いた目元には、涙が浮かんでいた。
「アンタ、私に言ったわよね。幸せになるんだぞって!」
「……ああ」
「もう、本当にバカ兄なんだから!」
レニエは涙をこぼしながら、声を上げる。
「その幸せの中にアンタがいることぐらい、気づきなさいよ!」
「……っ!」
レニエの本気の想いだ。
面を食らうシアンだが、自分のしたことに後悔は無い。
「レ、レニエ……でも」
「まだ分からないの! だったらハッキリ言ってやるわよ!」
それでも、レニエは退かなかった。
「私はアンタなしじゃ幸せになんてなれない!」
「……っ!」
「だからお願い。帰ってきて……“お兄ちゃん”」
そして、シアンの服をぎゅっと握った。
あふれ続ける涙は、寄り添う服に落ちる。
対して、シアンは久しぶりの呼び方に感動を覚えていた。
「レニエ、その呼び方……」
「ええ、そんなの何度でも呼んでやるわよ。どれだけでも話してやるわよ。だから──」
レニエは再び顔を上げる。
「一生、私のそばにいて」
「……っ!」
どれだけ崩れようとも、シアンにとっては世界で一番綺麗な顔だ。
推しであり最愛の妹にこう迫られては、理性を保つのが大変だった。
しかし、シアンはまだ首を縦に振れない。
「でも、俺の【闇】は──」
「それは私が手助けしよう」
「……!?」
すると、誰かが口を挟んだ。
その聞き覚えのあるカリスマボイスは、アリシアだ。
彼女の後ろには、共に来た仲間たちもいる。
アリシアはシアンに向けて提案した。
「君がレニエ君に行った“吸収”。あれは、私の属性からヒントを得たのだろう」
「は、はい」
「ならば、多少は教えられることはある」
「……!」
少し希望は見えるが、アリシアの表情は固いまま。
「だが、おそらく相当な胆力が必要になる」
「胆力……」
「今までの君の努力は知っている。しかし、それ以上に過酷になると思った方が良い。それでもやるか?」
シアンの今までの修行は、文字通り“死と隣り合わせ”だった。
死にかけまで体を追い込むことで闘気を増やすという、めちゃくちゃな特訓をしていたからだ。
だが、【闇】を抑え込むには、それ以上の特訓が必要だと言う。
それでも、シアンは迷わず了承した。
「やります」
それでレニエの元に帰れるのなら。
また、みんなと共に笑えるのなら。
そんな想いを持ち、シアンは再び覚悟を決めた。
「さすがだな。君たち兄妹には恐れ入るよ」
「いえ、そんな……」
「とにかく分かった。ならば、君については手配しよう。もちろん【闇】を完全に抑え込むまでは王都には入れないからな」
「はい!」
アリシアの言葉ににより、シアンは帰ってくることになった。
すると、アリシアの顔がようやく緩む。
「でも、私からも一つ言わせてくれ」
「え?」
その表情は、ずっとシアンを待っていたかのようだ。
「おかえり、
「……!」
ここにきて初めて見せた顔だった。
また、彼女には後ろの者達も続く。
「シアン!」
「師匠!」
「シアン君!」
シアンの仲間たちだ。
約二ヶ月の時を経て、彼らはようやくシアンと再会することができた。
一人一人が思いの
「ひどいよ! 勝手にどっか行くなんて!」
「エレノア……悪かったよ」
「師匠! ワタシはまだ全然教わり足りません!」
「ははっ、そうだな。みっちり教えてやる!」
「はい!」
「シアン君、無事でよかった」
「ああ。ありがとう、アルス」
そうして、シアンは再び振り返った。
すると、レニエが手を向けてくる。
「ん」
「……ああ」
あの時、シアンがレニエを助けたように。
今度はレニエから手を差し伸ばした。
少し恥ずかしがってはいるが、その手は揺るぎない。
「おかえり」
「ただいま」
二人が手を握り、シアンは連れ戻されたのであった。
★
──二年後。
今日は、クリスタリア王立学園の卒業式。
卒業証書授与へ移ると、教師の声が響いた。
『卒業生代表──シアン』
「はい」
代表として呼ばれたのは、シアンだ。
戸籍から抹消されたため、名字はない。
彼は一年時に一度失踪するも、【闇】を完璧に制御して学院に戻ってきた。
当初は【闇】を批判する声も多くあったが、全て実力と功績で黙らせた。
今では【闇】を不幸の象徴と言う者は、存在しないという。
また、シアンが壇上に上がる姿に、同じく卒業生の者はひそひそと話す。
「すごいよね、シアン君」
「うん。しかも卒業後はアリシア様に仕えるんでしょ」
「そうそう、しかも兄妹そろってだって」
シアンは、王国騎士になった。
第四十五代グランデ王国“国王”──アリシア・フォン・グランデを守る側近として。
【闇】を制御する道筋を示してくれたアリシアへ、精一杯の恩返しなのだろう。
また、レニエも同じく王国騎士である。
【氷】を操り、全てを凍らせると呼ばれる魔法使いレニエは、卒業生
「結局、お兄ちゃんに勝てなかったな」
少し肩を落とすレニエに、隣のアルスが話しかけてくる。
「仕方ないよ。シアン君だもん」
「……私はあなたにも負けてるんだけど」
次席はアルスである。
だが、アルスは首を横に振ると、シアンへ尊敬の眼差しを向けた。
「でも、シアン君は圧倒的すぎた。僕なんて話にならないぐらいに。入学時から飛び抜けていたけど、帰ってきてからはさらにね」
「……ええ、そうね」
才能に恵まれずとも、努力のみで実力を補ったシアン。
彼が最強の属性【闇】を使いこなすと、誰にも手を付けられなかったという。
そんなシアンに、レニエも温かい目を向けた。
「世界で一番、自慢のお兄ちゃんよ」
だが、授与されたシアンが振り返り、すぐに目が合う。
何をするかと思えば、壇上でいきなり手を大振りした。
「レニエー! 見てたかー! お兄ちゃんかっこいいだろ!」
「「「あはははっ!」」」
代表とは思えない姿に、会場は笑いに包まれる。
恥ずかしくなったレニエは、思わず前の席に隠れた。
「バカなところは変わんないけど……」
「あはは、それは否定しない」
それにはアルスも同意する。
レニエは、額に手を当てながら返した。
「ああいうバカを育てないように、あなたは頑張ってね」
「うん、そうするよ」
アルスの進路は、この学院の教師だ。
また、ティルも同じくである。
二人そろって、シアンから教えてもらったことを広めたいそうだ。
それから、前の席のエレノラも振り返った。
「コノハナ商会もご
「ええ、頼りにしてるわ」
エレノラは、実家を継いだのだ。
今となっては、王国最大の商会でもある。
彼女の頭の回転の速さは、今後大いに役立つだろう。
こうして、シアン達の卒業式は終えたのだった。
★
<シアン視点>
次の日。
「今日からここに住むんだな」
目の前の建物を見ながら、俺は口を開いた。
すると、隣のレニエがうなずく。
「フォード家の別館を思い出すわね」
「ああ、そういう風に作ってもらったからな」
ここは、王城内の別館。
王国騎士として、アリシアを守る使命を持つ俺たちは、これから王城内に住むことになる。
そんな別館の見た目は、かつて二人で過ごした場所にそっくりだった。
すると、後ろから国王アリシアが声をかけてくる。
「もっと大きな場所も用意できたのだがな」
「いえ、良いんです」
かつての別館。
それは俺たちが出会い、二人で兄妹愛を育んだ始まりの場所だ。
毎日通いつめて。
初めて夕食を共にして。
初めて一緒に寝て。
数えきれないほどの思い出がある。
新たな二人のスタートには、最適の建物と言えるだろう。
対して、アリシアは安心したように微笑んだ。
「ふっ、ならば良い。だが、一つだけいいか」
「なんでしょう?」
「イチャイチャはバレないようにな」
「んなっ!?」
途端にアリシアの口角が上がる。
「二人はもうフォード家ではないんだ。法律に縛られることもあるまい」
「そ、それはそうですが……」
「はははっ、冗談だ。だが、私は仕事さえしてくれれば良いからな。二人が
「ア、アリシア……」
言うだけ言うと、アリシアはニヤニヤしたまま去って行った。
「「……」」
ぽつんと残されて、しばし無言になる。
だが、ここは俺から話させねばなるまい。
「あ、あの、レニエ、俺はそういうつもりは……」
「ないの?」
「……っ!」
レニエがちらりと目を向けて聞いてくる。
いや、そう言われたらねえ?
「まあ、なくもないと言いますか……」
「ふーん。キモ」
「なに!?」
すると、いつものツンが発動する。
レニエは未だに口調は悪い部分がある。
だけど、俺はそれでよかった。
──これが真のツンデレか、素晴らしい。
そう思えるからだ。
つまり、俺も昔から全く変わっていなかった。
そして、左手にそっと触れられる感覚がある。
レニエが手を握ってきた。
「レニエ?」
「い、いいでしょ……別に」
「ああ」
でも、レニエが迎えに来てくれたあの日から、愛情表現が増えたと思う。
ついにデレてブラコンのツンデレ令嬢に成長したらしい。
そうして、俺達は二人で歩き出す。
「これからも末永くよろしくね。シアン」
「こちらこそ。レニエ」
二人の新たな未来に向かって──。
完
───────────────────────
~あとがき~
ご愛読ありがとうございました。
これにて、本作は完結とさせていただきます。
多大なる応援を下さった読者の皆様、本当に感謝いたします。
もしよければ、最後に★★★を押して、本作のご評価をして下さると嬉しいです!
ぜひよろしくお願いします!
また、作者の作品は本作だけではありません。
他作品や、新作もバンバン出していきますので、気になれば『作者フォロー』をして、また覗いていただけたらと思います。
作者フォローをすると、新作や近況ノートの通知が届きます。
早速、裏話等も載せたノートを更新しておりますので、よければ合わせてどうぞ!
長くなりましたが、これで締めです。
改めて、シアンとレニエ達の物語を最後まで追ってくださり、本当にありがとうございました。
結末を見届けてもらえて、みんなも未来へ羽ばたけたことと思います。
それでは、また違う作品でお会いしましょう!
重ね重ねありがとうございました!
【完結】推し悪役令嬢のモブ兄に転生しました~努力のみで最強になった俺が妹の破滅フラグを折りまくっていたら、ついにデレてブラコンのツンデレ令嬢に成長した~ むらくも航 @gekiotiwking
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます