第4話 18才
ぜんぜん幸せなんかじゃなかった
老けてるとか言われたし、
え、お酒飲んじゃだめだよ、まだ、とか
言われた。
今が良い。
いつだって今が良いの。
あんなに怖かった未来は、
どうだった?
うん、なんかいつも同じ。
その気になって、
やる気になって、
笑顔でいるしかないみたい。
激怒したり、
慟哭したり、
もう死ぬって騒いだところで、
下手な演技している
バカな役者みたい、
それも観客ゼロのね。
18才に戻してやろうかって、
神様言うけど、
大丈夫。
今が良いのよ、
今が一番。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます