儚い…これが「狂わされる」…!

桜の花びらや、登場する「彼女」の描写の仕方が、まるで実際に見て、脳に鮮明に焼き付くくらいに美しく感じました。
あるいは、この物語の言葉を引用するなら「狂わされた」と言うべきでしょうか。

そして物語のラストで主人公が、彼女に肯定されて救われ、再び芽吹くことができたのは心に沁みました。彼女のように、自分の理想や在りたい姿を肯定してくれる存在は、やっぱり有難いなと感じます。

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