まず最初に一言、言わせてください。「悔しい!」
カクヨムというシステムの裏をかき、読者の大喜利回答すらも物語の一部に取り込んでしまう。この構成、企画の段階で「大勝利」が確定しています。この圧倒的な企画力には脱帽するしかありません。
物語は、死因もスキルも「大喜利」で決まる異世界転生から幕を開けます。
驚くべきは、そのライブ感です。キレのあるお題を繰り出し、センス抜群の回答をノータイムで叩き込む。これだけでも至難の業ですが、本作はさらに読者という「大喜利の猛者」たちを巻き込み、物語を加速させていきます。
特筆すべきは、本編を凌駕するほどの熱気を帯びたコメント欄です。
作者・高谷氏の鮮やかな返しは、まるで名ラジオパーソナリティのよう。そこに集う読者(ハガキ職人)たちの鋭い瞬発力が合わさり、異世界という舞台が「爆笑の戦場」へと変貌しています。
腹を抱えて笑いたいすべての人へ。この新たなエンターテインメントの目撃者になってください!