あとがき

「ここから、繋がる」を読んでいただきありがとうございます!


 この作品が一番最初に出来上がったのは、KAC2023のときです。

「本屋」というお題で書いた作品が一話目の「とある本屋が繋ぐのは」。読書嫌いな子が一冊の本と出会い、本好きになるといういたってシンプルなお話です。


 KACなのでもちろん短編として完結にしていたのですが、あるときふと、本と出会った本屋で、次は人に出会ったらどうだろう、と思いつき、二話目の「思い出をまた一つ」が出来上がりました。

 二話目に関しては思いついてから完成させるまでがものすごく早かった記憶があります。紗穂と優大カップル誕生の瞬間ですね(大袈裟)


 三、五、六話目は、カクヨムweb小説短編賞2023の創作フェスに合わせて書いたお話でした。三話目が「スタート」、五話目が「秘密」、六話目が「危機一髪」というお題。

 四話目はバレンタインのお話が書きたくて書いたものです。


 で、七話、八話とまたKAC2024のお題に沿って書きました。「内見」と「箱」というお題でしたね。

 九〜十二話まではとくにお題に合わせて書いていません。この連作短編もどきを完成させるために、書いてみました。


 この作品は、私が書いて楽しい、私が読んで楽しいほっこりときゅんを詰めたものです。紗穂と優大を書くのがほんとに楽しくてですね(優大視点は苦労したけど)、大好きな二人なんです。


 まあそうはいっても私が一番好きなのは拓真なんですけど。

 拓真は、自分が好きな人に対してグイグイいくのに、グイグイこられるのは得意じゃないタイプです。私と一緒(笑)

 佳奈美と遊佐くんを書くのは個人的にすごく難しくて……二人とも奥手なので全然進展しないと思います、はい。当分の間は手だけ繋いでいるんじゃないですかね。


 と、そんな感じですごく書くのが楽しかったです。現時点では過去作と比較しても圧倒的に読まれていない作品なのですが、書いていて楽しかったし、自分で読んでも楽しいのでまあいっかと。


 そんな中読んでくださった方には感謝感謝です!

 ありがとうございます。


 ちなみに、優大には姉が一人いるという裏設定があります。優大とお姉さんの絡みとか、お姉さんと紗穂の絡みとか、どんな感じなんでしょうね。両家の顔合わせ(?)とかね、どんな雰囲気なんだろう。気になります(作者)


 改めて読んでいただきありがとうございました!

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ここから、繋がる 浅川瀬流 @seru514

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