活字にR18は存在しない、その事に気付くのが……少し遅かった

世の異世界転生、異世界ファンタジーが苦手なんです。
設定がどかどか出てきて、ご都合主義のオンパレードで……

それでも、始まりは楽しいんです。
設定で食いつかせるのがこのジャンルの強みですからね。

でも、読み進めるにつれて最初の高揚感は何処へやら……
気がつけば、積み本となった同ジャンルが山のように──

世の人たちは本当にこれを楽しんで読んでいるのかな?
と不安になることさえあります。
ひょっとして、自分の読み解き力は平均を大きく下回っているんじゃないかと。

そんな私の不安を吹き飛ばしてくれるのがこの作品✨

始まりは……ちょっとね💦 少しね💦
なんなら抵抗しかなかったんだけど

ちゃんと「書ける」人が全力で性癖を解放したときに
生まれる化学反応を、私は見た気がする(勘違い?)

世のメジャー作品が尻すぼみに興味を失わせるのに対し
この作品は、読み進める毎に人物と設定と物語に引き込んでいく

ちゃんと書ける人が、ちゃんと書いた変た……ゲフンゲフン
官能娯楽作品✨
ヨムとカクをきっちり真面目に歩んだ人だけが
この作品の面白さと、根底に流れる文学への愛を理解する