36~39まで

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 36:たゆたう水面に映るのは

 https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077957319841


 これはちょっと他の作品とは毛色が違いますね。良い意味で突出してます。

 キュンの始まる直前にスポットを当てて、そこまでの過程を丁寧に丁寧に描いた作品だなと思いました。


 夏休み直前かな、それとも夏休みかな。熱いさなかで幼馴染との帰り道、ちょっと涼しい場所を見つけて一休み。そこにふと、彼女の魅力に気づく主人公。

 恋愛ものよりも純文学よりかなと思いました。




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 37:とある女性の(非)日常

 https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077957593558


 HAHAHA! なるほどねぇ。推しが助けてくれたら一生推すわ。

 もう主人公はヒーローの沼から抜け出せなくなってしまうでしょう。

 でもヒーローはアレなんだけど。うん、推しだから何の問題も無いよね!!

 ……ブルーの口調からして、しょっちゅう引っ掛けてるみたいだけどw


「非日常が日常を壊そうとしている。平凡な日々を粉々にしようと来ている。」って文章がすごく恐怖感が出ていて、その後怪人が粉々になっちゃうのと対になってるんですね。

 ああ、怪人さん哀れ。22番の高城君の墓の横に怪人さんの墓も建てましょうか。





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 38:青春の始まり

 https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077957828695


 いやっ、もう最後!!!

 みんな言ってるけど、最後!!!

 こんなん、キュンするしかないでしょ最後!!!


 これはすごい飛び道具ですわ……。私なんて実体験で小説やエッセイに書いてるのは恐怖体験とか笑い話ばっかりでキュンな話なんてないですよ。

 これは作者発表が楽しみですねぇ。実にうらやましい。




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 39:軽薄な公爵令息様に「絶対君を虜にしてみせるから」と甘やかされて困ってます

 https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118/episodes/16818093077958197143


 なろうラジオ大賞の時も思ったんですけど、1000~1500文字でイセコイを書くのって簡単な場合とゲキムズな場合があるんですよね。

 簡単な場合は所謂テンプレを駆使して舞台設定の説明をすべて省略する、という方法を取る事になるわけですが、この「匿名短文胸キュン企画」でのイセコイはテンプレを使用しているパターンが少なく驚きました。


 本作もテンプレではないイセコイでしたね。軽薄かと思いきや、意外と一途な公爵令息様でした。気持ちを抑え込み、現状を受け入れようとするヒロインに悲しくなりましたが、よきハピエンでございました……。

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