タイトル[本当の意味でチートを持って生まれた転生者]

絶望を超越するもの

タイトル[本当の意味でチートを持って生まれた転生者]

「俺はさ生きてこの世界で幸せに暮らしたいんだ」


「そうだろうな」


「だけれどさ俺が持って生まれた

この力は世界を終わらせる何から授けられしチートだ」


「そうだな」


「この俺の力はこの世の外の力正しくチートの力だ

シヴァだってこの俺の足元にすら及ばないほどに」


「本当にそうだな」


「この俺が死ぬと言うことは世界が終わると言うことだ」


「そうだな」


「この俺が動くと言うことは少しして世界が滅びると言うことだ」


「そうだな」


「この俺がこの世界の全てを集結させて作られた

部屋を出れば世界は一週間で滅びるだが

逆にそれは一週間であれば何かをできると言うことだ」


「そうだな」


「だが俺は世界を滅ぼしたくは無い」


「そうだな」


「だけど世界のために永遠にここにはいたく無い」


「お前は不老不死だからな」


「それ俺は不老不死だ俺はあらゆる世界の本当の終わりだからな」


「そうだな」


「そして俺は迷っている」


「そうだろうな」


「俺の力を使えば簡単にここから出て一週間を謳歌できる

そして世界は滅びるが滅びた瞬間に俺は別の世界に行くことができる」


「そうだな」


「俺は世界を滅ぼし続ければ無限に楽しむことが出来る」


「そうだな」


「俺はそんなに強い人間では無い」


「そんな事もないと思うが」


「そうか?」


「こんな何もない真っ白な長方形の部屋に何年も閉じこもっている

それはお前の圧倒的なまでの強さだと私はいやここの皆は思うけどな」


「そうですかでも俺はこう思うんですよ

俺は強い人間でもなければ弱い人間でもない

中途半端な位置にいる人間なんだなと」


「そうか?」


「そうだと俺は思っています、そしていつか決断をしなければならないと」


「そうだろうな」


「そしてその決断はきっと間違ったものであると私は確信しています」


「それは絶対に違うさ」


「絶対にとは大きく出ましたね」


「いや絶対と言い切れることさ、その選択は絶対に間違ってなどいない

例え誰に何を言われようとしてもそうなんだ、お前は自分を信じろ」


「自分を信じろねこんなところで

こんな力を持ってそれを出来る奴がいるなら知りたいよ」


「そうだなだけれどお前なら出来ると私は確信しているさ」

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