するすると読めます。そしてするすると泣けます。さらにするすると納得できます。真夏の昼に喉を通す素麺のように大人の心にするすると入ってくる傑作短歌もちろん、薬味も効いてます!是非ご一読を!
あの日出会ったのは間違いじゃないねえ? そういってすれ違いお互いに嘘!嘘じゃない絡み合う絡み合っていたあの日はもう遠く、雨の彼方へ君はあの花を見ているのか?あなたはこの雨を見ているの?二人はもう出会うことなく▼短歌より詩と感じましたすごく情感あふれていて一つひとつが違う、まとまってなお別れの歌の雰囲気を醸し出す繊細に心を描き出されています作者さまの本領がいかんなく発揮された本作と唸りました