俳句が一エピソードにつき一句あります。其々は異なるものなのに、幾つかは、もしも私ならと思うものがありました。含む空気。そこには清められた心地。飛べたなら。私は自由になれる。解釈は様々にあると思いますが、私に届いた中ではそれが好きです。
9句まで読みました。個人的にはキャッチコピーにもなっている「薫風に問ふ」の句が特に好きです。空を駆けることができたら爽快だろうな、と思うけれど、風には風の苦労があるかもしれない。それでもなお問いかけたくなる。答えは求めているようで求めてないのかもしれない。そんな想像をしました。どの句も素敵なのでおススメです!
ささやかな日常の中の一コマを、ふっと思い起こさせる俳句ばかり。 この表現力は、読者の五感に働きかけ、しんみりとさせる力があります。 たったこれだけの文章で、物語の世界に連れていかれたようでした。 是非、御一読下さい。
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