第3話 ツキが変わるということ。前編
基本的にスロット打っている時は、イヤホンで音楽を聴きながら打っていますが、何でかおじいさん、おばあさんは関係なしに話しかけてくるんですかね?目押し苦手なのになぜ、Aタイプのコードギアス打ってるんですかね?「白7どこにあるか分からん」って言うし笑ジャグラー打てば良くね?分からん。
いつもパチンコ店に行くのは、散歩しながらなので11時前後ですが必ず番長におじいさんは座っています。「おじいさんおはようございます」『おう、おはようコーヒー買ってこい』挨拶すると必ず、自分の分を含めたお金を渡してきます。「はーい。調子どう?」『見てわからんのか?女(マチ子先生)も出てこんし舐めやがって』履歴を見ると天井付近で単発を何度か繰り返している最中でした。「あら~おじいさんでも引けない時もあるんだね笑」『あたりめえだ。引けねぇ時はある。』「おじいさんはどこまで打つん?」『納得するまでだ。』おっかねえおじいさんさんです。5スロだけど入れ方が半端ないです笑私は指定台(平日は目押し出来る人がいないから週5で必ず打てるクランキークレスト)を打つことにしました。しばらくしておじいさんが私の方に来て『ダメだ。パチンコ行ってくる。』「行ってらっしゃい。」私は、出たり飲まれたりを繰り返してそろそろ帰ろうかなと思い、おじいさんを探すけど見当たりません。
その日からおじいさんは姿をみせなくなりました。
うつ病の僕と引き神おじいさん @okadaaa
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